四神、騎士団と出会う【四神の国の朱雀さま×あやかし戦記】
「……これは?」
青龍が問いかけると、玄武は「僕が作った魔導具さ!」とドヤ顔をしながら答えた。
「……これを、颯真に預ける。これは、異世界とこの世界を行き来できる魔導具だ。これを使って、朱雀を迎えに行ってほしいんだ」
颯真は、玄武から魔導具を受け取ると「僕が……」と呟く。
「颯真なら、大丈夫だろう」
「……分かりました。行ってきます」
颯真がそう返事すると、玄武は機能を説明した。
「……颯真の名において、転送術を展開」
颯真が詠唱をすると、颯真の足元に小さな魔法円が現れ、その瞬間ふわりと体が浮く。颯真の視界は一瞬にして変わり、すぐに颯真は地面に着地をした。
「……どこだろう、ここ……」
颯真は森の開けた場所におり、キョロキョロと周りを見渡す。
(……これは、瘴気?しかも、この瘴気に魔力が混ざってる……これを辿れば、朱雀さまのもとに辿り着けるのかもしれない)
颯真は、朱雀の側近になってから感じるようになった瘴気が漂っていることに気付いた。颯真がいろいろと歩くと、瘴気を感じなくなる場所もあり、颯真は瘴気を辿って歩くことにした。
颯真が瘴気を頼りに歩いていると、大きな建物が見え、大きな建物の近くで颯真は立ち止まる。
(……この敷地の中から、物凄い瘴気を感じるなぁ……)
青龍が問いかけると、玄武は「僕が作った魔導具さ!」とドヤ顔をしながら答えた。
「……これを、颯真に預ける。これは、異世界とこの世界を行き来できる魔導具だ。これを使って、朱雀を迎えに行ってほしいんだ」
颯真は、玄武から魔導具を受け取ると「僕が……」と呟く。
「颯真なら、大丈夫だろう」
「……分かりました。行ってきます」
颯真がそう返事すると、玄武は機能を説明した。
「……颯真の名において、転送術を展開」
颯真が詠唱をすると、颯真の足元に小さな魔法円が現れ、その瞬間ふわりと体が浮く。颯真の視界は一瞬にして変わり、すぐに颯真は地面に着地をした。
「……どこだろう、ここ……」
颯真は森の開けた場所におり、キョロキョロと周りを見渡す。
(……これは、瘴気?しかも、この瘴気に魔力が混ざってる……これを辿れば、朱雀さまのもとに辿り着けるのかもしれない)
颯真は、朱雀の側近になってから感じるようになった瘴気が漂っていることに気付いた。颯真がいろいろと歩くと、瘴気を感じなくなる場所もあり、颯真は瘴気を辿って歩くことにした。
颯真が瘴気を頼りに歩いていると、大きな建物が見え、大きな建物の近くで颯真は立ち止まる。
(……この敷地の中から、物凄い瘴気を感じるなぁ……)