四神、騎士団と出会う【四神の国の朱雀さま×あやかし戦記】
それは、朱雀のまとう気配である。再会する前までまとっていた嫌な気配はなくなっており、神々しいとも取れるような気配を放っている。
神々しい気配を感じたのは、人間じゃないツヤだけであるが。
(……こいつ、もしかして……人間じゃ、ないな?)
(……朱雀の言う通り、あの子……人間じゃないんだな。鬼の子に、妖に……面白い世界だな)
ツヤと玄武は、同じタイミングでそれぞれ思った。
少しツヤのことを観察した玄武は、朱雀へと目を移す。ちょうど朱雀が妖を倒したところで、それを見た白虎は「す……いや、アカネ!すごい!」と朱雀に近づいた。
「……あの、大丈夫ですか?」
それを少し眺めた後、青龍はイヅナに声をかける。
「あ、はい……助かりました……あの、皆さんは……」
イヅナの言葉に、青龍は朱雀と白虎と玄武に集まるように声をかける。4人は並び、青龍は姿勢を正した。
「アレス騎士団の皆様、初めまして。皆様のことは、アカネより伺っております。僕らは、怪異と呼ばれる存在を倒すもの。異世界から来ました。僕は、アオ・トウジョウ。よろしくお願いします」
「俺は、ハク・ニシザキ」
「僕は、ゲン・キタハラです。よろしくね」
「……アカネの義理の弟のソウマ・ミナミウラです」
神々しい気配を感じたのは、人間じゃないツヤだけであるが。
(……こいつ、もしかして……人間じゃ、ないな?)
(……朱雀の言う通り、あの子……人間じゃないんだな。鬼の子に、妖に……面白い世界だな)
ツヤと玄武は、同じタイミングでそれぞれ思った。
少しツヤのことを観察した玄武は、朱雀へと目を移す。ちょうど朱雀が妖を倒したところで、それを見た白虎は「す……いや、アカネ!すごい!」と朱雀に近づいた。
「……あの、大丈夫ですか?」
それを少し眺めた後、青龍はイヅナに声をかける。
「あ、はい……助かりました……あの、皆さんは……」
イヅナの言葉に、青龍は朱雀と白虎と玄武に集まるように声をかける。4人は並び、青龍は姿勢を正した。
「アレス騎士団の皆様、初めまして。皆様のことは、アカネより伺っております。僕らは、怪異と呼ばれる存在を倒すもの。異世界から来ました。僕は、アオ・トウジョウ。よろしくお願いします」
「俺は、ハク・ニシザキ」
「僕は、ゲン・キタハラです。よろしくね」
「……アカネの義理の弟のソウマ・ミナミウラです」