四神、騎士団と出会う【四神の国の朱雀さま×あやかし戦記】
風を操れるのは四神の中でも白虎だけであり、それを、全員が扱える術に含めていいのかは長年の疑問である。
「……最近、こちらの世界……フォルスティアで、妖の特徴を持つ怪異……いや、妖が出現しています。もしかしたら、アレス騎士団の皆さんなら何か分かるかもしれない、と思い、こちらに参りました」
「……なるほど。信じ難い話だ……数日前にソウマの不思議な力を目の前で見ているから、信じざるを得ないだろう……」
少しだけでも信じてくれたことに、青龍はホッと息を吐いた。朱雀から「妖使いだと疑われて、否定しても信じてもらえなかった」と聞いており、信じてもらえるか不安だったのだ。
「先ほど皆さんが苦戦していたのは、妖ではなく怪異です。もしかしたら、妖と怪異が2つの世界を行き来しているのかもしれません。僕らに、調査及び討伐の協力をさせてください」
「……良いでしょう。こちらとしてもありがたい」
ギルベルトは、色々と考えた結果そう答える。その間、ツヤはガラッと気配や匂いの変わった朱雀をジッと見つめていた。
「ふぅ……討伐完了っと……」
アレス騎士団と協力をすることになり約1週間が経とうとしたある日、玄武の指示の元問題解決に向けて動いている朱雀と颯真、青龍はアレス騎士団の敷地内に現れた怪異を討伐していた。
「アカネくんの剣術、本当にすごいわね」
「……最近、こちらの世界……フォルスティアで、妖の特徴を持つ怪異……いや、妖が出現しています。もしかしたら、アレス騎士団の皆さんなら何か分かるかもしれない、と思い、こちらに参りました」
「……なるほど。信じ難い話だ……数日前にソウマの不思議な力を目の前で見ているから、信じざるを得ないだろう……」
少しだけでも信じてくれたことに、青龍はホッと息を吐いた。朱雀から「妖使いだと疑われて、否定しても信じてもらえなかった」と聞いており、信じてもらえるか不安だったのだ。
「先ほど皆さんが苦戦していたのは、妖ではなく怪異です。もしかしたら、妖と怪異が2つの世界を行き来しているのかもしれません。僕らに、調査及び討伐の協力をさせてください」
「……良いでしょう。こちらとしてもありがたい」
ギルベルトは、色々と考えた結果そう答える。その間、ツヤはガラッと気配や匂いの変わった朱雀をジッと見つめていた。
「ふぅ……討伐完了っと……」
アレス騎士団と協力をすることになり約1週間が経とうとしたある日、玄武の指示の元問題解決に向けて動いている朱雀と颯真、青龍はアレス騎士団の敷地内に現れた怪異を討伐していた。
「アカネくんの剣術、本当にすごいわね」