四神、騎士団と出会う【四神の国の朱雀さま×あやかし戦記】
戦闘中に余計なことを考えていた玄武だが、空気中にいきなり現れた炎が視界に入り、思考を切り替える。
「ゲンちゃん、何とか倒した!術が使えるようになったよ!」
朱雀の声が玄武の耳に入り、玄武は「分かった!そのまま、怪異を燃やし尽くして!」と朱雀に指示を出した。
「了解!」と朱雀は返事をすると、ふぅ、と大きく息を吐き出す。
1週間は使わなかった術を使って、大規模な攻撃を今朱雀は出そうとしていた。
術を使うことに、朱雀は集中する。朱雀がいつものように術を展開すると、朱雀を中心に炎が渦巻き、その炎は範囲を広げて今いる怪異を全て燃やしていった。
その炎は妖までも巻き込み、妖の動きは鈍くなる。
「お前ら!今だ!今のうちに、妖を倒せ!」
慌てたようにツヤは指示を出し、ツヤも妖の核を次々と壊して、妖を倒していった。
怪異を燃やしていた炎は徐々に消えていき、朱雀は「僕、妖倒すの手伝ってくるね」と剣を片手に持ったまま走り出す。
「……それで、何だっけ。2つの世界をもらう、だっけ?妖使いさん」
素早くクロの背後に回り込んだ白虎は、クロの肩に手を乗せながら声をかけた。
「ちなみに、逃がさないからね?俺から、逃げ切れると思わないことだね……人間」
ニコリと笑いながら白虎がそう言えば、朱雀の手により一気に怪異を倒されたことにより戦意を失ったクロは地面に座り込む。
「ゲンちゃん、何とか倒した!術が使えるようになったよ!」
朱雀の声が玄武の耳に入り、玄武は「分かった!そのまま、怪異を燃やし尽くして!」と朱雀に指示を出した。
「了解!」と朱雀は返事をすると、ふぅ、と大きく息を吐き出す。
1週間は使わなかった術を使って、大規模な攻撃を今朱雀は出そうとしていた。
術を使うことに、朱雀は集中する。朱雀がいつものように術を展開すると、朱雀を中心に炎が渦巻き、その炎は範囲を広げて今いる怪異を全て燃やしていった。
その炎は妖までも巻き込み、妖の動きは鈍くなる。
「お前ら!今だ!今のうちに、妖を倒せ!」
慌てたようにツヤは指示を出し、ツヤも妖の核を次々と壊して、妖を倒していった。
怪異を燃やしていた炎は徐々に消えていき、朱雀は「僕、妖倒すの手伝ってくるね」と剣を片手に持ったまま走り出す。
「……それで、何だっけ。2つの世界をもらう、だっけ?妖使いさん」
素早くクロの背後に回り込んだ白虎は、クロの肩に手を乗せながら声をかけた。
「ちなみに、逃がさないからね?俺から、逃げ切れると思わないことだね……人間」
ニコリと笑いながら白虎がそう言えば、朱雀の手により一気に怪異を倒されたことにより戦意を失ったクロは地面に座り込む。