四神、騎士団と出会う【四神の国の朱雀さま×あやかし戦記】
(とりあえず、玄武に連絡を――)
ツヤからの攻撃を避けながら、朱雀は術を使って玄武に連絡をしようとした。
(術が使えない……?さて、どうしようか……とりあえず、防御に徹しよう)
「……あの状態でも結構強そうなツヤさんの攻撃を避けるなんて……本当に、人間か?あいつ」
ツヤと朱雀の攻防戦を眺めながら、レオナードは呟く。
「……もしかしたら、相当な戦闘経験を積んでいるんだろうね」
いつの間にかレオナードの近くにいたギルベルトが、レオナードに向かって言った。
防御に集中していた朱雀は嫌な気配を、攻撃していたツヤは妖の匂いをそれぞれ感じて、2人は同時に動きを止めると同じ方向を見つめる。
「……何だろう、この気配……」
(感じたことのない気配だ。怪異と似てるけど、どこか違うんだよな……)
朱雀がジッと見つめていると、大きな妖が1体現れた。
「妖か!こんな時に!」
ギルベルトの言葉に、朱雀は「妖?」と首を傾げ、朱雀とギルベルトを除く4人は戦闘体勢になる。
妖は咆哮を上げると、朱雀とツヤのいる場所へと炎を飛ばした。朱雀とツヤは、同時にその場から飛び退いて、妖からの攻撃を避ける。
炎が地面に着弾すると、炎は弾け、四方八方に飛び散った。
ツヤからの攻撃を避けながら、朱雀は術を使って玄武に連絡をしようとした。
(術が使えない……?さて、どうしようか……とりあえず、防御に徹しよう)
「……あの状態でも結構強そうなツヤさんの攻撃を避けるなんて……本当に、人間か?あいつ」
ツヤと朱雀の攻防戦を眺めながら、レオナードは呟く。
「……もしかしたら、相当な戦闘経験を積んでいるんだろうね」
いつの間にかレオナードの近くにいたギルベルトが、レオナードに向かって言った。
防御に集中していた朱雀は嫌な気配を、攻撃していたツヤは妖の匂いをそれぞれ感じて、2人は同時に動きを止めると同じ方向を見つめる。
「……何だろう、この気配……」
(感じたことのない気配だ。怪異と似てるけど、どこか違うんだよな……)
朱雀がジッと見つめていると、大きな妖が1体現れた。
「妖か!こんな時に!」
ギルベルトの言葉に、朱雀は「妖?」と首を傾げ、朱雀とギルベルトを除く4人は戦闘体勢になる。
妖は咆哮を上げると、朱雀とツヤのいる場所へと炎を飛ばした。朱雀とツヤは、同時にその場から飛び退いて、妖からの攻撃を避ける。
炎が地面に着弾すると、炎は弾け、四方八方に飛び散った。