サルビアの育てかた
「あっ、馴れ馴れしくしてごめんなさいね? あなたのことはヒルスからよく聞いてるの。わたしはフレア・ハント。いつも彼と仲良くさせてもらっているわ」
「あなたがフレア先生なんですね。いつも兄をサポートしていただき、ありがとうございます」

 すると彼女は「だから、堅くならなくていいのよ!」と言いながら私の頭を撫でてくれる。
 とっても元気な人だなぁ。

 そんな彼女とは対照的に、ジャスティン先生は涙目になりながら口を開いた。

「レイ、よく来たね」
「ジャスティン先生、お久しぶりです。ご迷惑をおかけしました」
「全然! 君が元気でいてくれてホッとしたよ」

 二年振りに会ってもジャスティン先生は自慢のオールバックをばっちり決めていて、雰囲気が全然変わってない。でもちょっとだけ目元の皺が増えたかな?
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