サルビアの育てかた
朝食が出来上がると、二人分のプレートを部屋へ運ぶ。二人で向かい合って座り、彼女と一緒に朝のひとときを噛み締める。なにげないこの時間が、俺の心に安らぎを与えてくれた。
「この後仕事に行くけど、夕方には終わるんだ。帰ったら実家まで送ろうか」
「いいの?」
「ああ。それくらい全然」
「分かった! それじゃあ待ってるね」
──癒しのひとときは、ここで一旦終わりを告げる。
その後レイに見送られながら、俺は一人ダンススタジオへ向かった。
フラットを出ると、冷たい風が俺の体温を一気に奪っていった。相変わらず肌が痛くなるほどの寒さだ。
まだ熱は下がったばかりで変に脱力感がある。しかも病欠の後の出勤日は妙に緊張してしまう。特にフレアとジャスティン先生には迷惑をかけたからな……。
「この後仕事に行くけど、夕方には終わるんだ。帰ったら実家まで送ろうか」
「いいの?」
「ああ。それくらい全然」
「分かった! それじゃあ待ってるね」
──癒しのひとときは、ここで一旦終わりを告げる。
その後レイに見送られながら、俺は一人ダンススタジオへ向かった。
フラットを出ると、冷たい風が俺の体温を一気に奪っていった。相変わらず肌が痛くなるほどの寒さだ。
まだ熱は下がったばかりで変に脱力感がある。しかも病欠の後の出勤日は妙に緊張してしまう。特にフレアとジャスティン先生には迷惑をかけたからな……。