サルビアの育てかた
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それから、二年が過ぎた。
私は十歳になり、十七歳のヒルスも相変わらずダンスを続けていた。
ある日、私はスクールのみんなと一緒に小さなイベントに参加した。こつこつ練習してきたおかげで、今は上級クラスまで上がれたの。
他のメンバーは私より背が高く、筋肉質な子が多くて、派手なムーヴができる。一方、私なんか小柄だし手足も短いから全然目立たないの。
今回のステージでも隅の方のポジションだった。それでも絶対に、最後まで手を抜いたりしない。できるだけしなやかに、リズミカルに、指先にまで意識を集中させて踊り続ける。
観客席で両親とヒルスがじっとこちらを見ているのがふと目に入った。お父さんとお母さんはいつも私を応援してくれる。それにヒルスも──何かと見守ってくれているの。相変わらず距離はある気がするけれど、ダンスのことになるとたくさんお話するようになった。
ヒルスが見ているから。大好きな家族がいてくれるから。それだけで頑張れるんだよ。
それから、二年が過ぎた。
私は十歳になり、十七歳のヒルスも相変わらずダンスを続けていた。
ある日、私はスクールのみんなと一緒に小さなイベントに参加した。こつこつ練習してきたおかげで、今は上級クラスまで上がれたの。
他のメンバーは私より背が高く、筋肉質な子が多くて、派手なムーヴができる。一方、私なんか小柄だし手足も短いから全然目立たないの。
今回のステージでも隅の方のポジションだった。それでも絶対に、最後まで手を抜いたりしない。できるだけしなやかに、リズミカルに、指先にまで意識を集中させて踊り続ける。
観客席で両親とヒルスがじっとこちらを見ているのがふと目に入った。お父さんとお母さんはいつも私を応援してくれる。それにヒルスも──何かと見守ってくれているの。相変わらず距離はある気がするけれど、ダンスのことになるとたくさんお話するようになった。
ヒルスが見ているから。大好きな家族がいてくれるから。それだけで頑張れるんだよ。