サルビアの育てかた
──こうして訪れた亡き家族のお墓。少しだけ残っている雪を、ヒルスが丁寧に取り除いていく。
「レイは、はじめましてだな」
「そうだね」
Rimy Grimaldiと刻印された部分に僅かに埃がついている。私はそれを、布巾を使って優しく拭き取った。
「お姉ちゃんの名前、リミィっていうんだね」
綺麗に磨かれた刻印。軽く触れながら、私はぽつりと呟いた。
私が生まれるずっと前に亡くなった、父と母の大切な子。刻まれた名を目にした瞬間、胸が締めつけられる。
それから彼と並んで、私は天に祈りを捧げた。様々な想いを抱え、感謝の気持ちを決して忘れずに。
「レイは、はじめましてだな」
「そうだね」
Rimy Grimaldiと刻印された部分に僅かに埃がついている。私はそれを、布巾を使って優しく拭き取った。
「お姉ちゃんの名前、リミィっていうんだね」
綺麗に磨かれた刻印。軽く触れながら、私はぽつりと呟いた。
私が生まれるずっと前に亡くなった、父と母の大切な子。刻まれた名を目にした瞬間、胸が締めつけられる。
それから彼と並んで、私は天に祈りを捧げた。様々な想いを抱え、感謝の気持ちを決して忘れずに。