サルビアの育てかた
私はそんな彼を見て、笑いが溢れた。どうしても止められない。こらえようとすればするほど抑えられなくなり、とうとう肩も震え始めちゃった。
「……おい。何、笑ってるんだよ。バカにしてるのか?」
「ふふ。ううん、違うよ。ごめん。嬉しいから笑ってるだけ」
「はぁ?」
「ヒルスが楽しそうに話してくれて、嬉しくなっちゃった。だから笑っただけ。気分悪くしないでね?」
「なんだよ、それ」
ため息を吐いて、ヒルスはまた目を逸らした。顔が真っ赤になってる。
「ジャスティン先生って今も昔もすごい人なんだね。だからみんなに信頼されてるんだ?」
「人望が厚いのはそれだけじゃないよ。先生はいつも前向きで、仲間想いで、ダンスに対する熱意が半端じゃない。人柄もいいから、スクールには自然と色んな奴が集まってくるんだと思う」
ダンスを始めたきっかけは人それぞれだと思うけど、ヒルスにそんな熱い想いがあるなんて知らなかった。彼がリスペクトしている先生の元でこれからレッスンを受けられるなんて。
私は胸がいっぱいになった。
「素敵なお話をしてくれてありがとう。今日聞いたこと、忘れないよ。これからも一緒に頑張ろうね!」
私がそう言うと、ヒルスは肩をすくめる。
「分かったから。明日も早いんだぞ、早く寝ろ」
「はい。おやすみなさい!」
気分が高まっていた私は、部屋に戻ったあとも目が冴えてしまった。
来週から始まる特待クラスでのレッスンに、期待と不安を胸に抱く。目をギュッと閉ざし、なんとか眠りに落ちていった──
「……おい。何、笑ってるんだよ。バカにしてるのか?」
「ふふ。ううん、違うよ。ごめん。嬉しいから笑ってるだけ」
「はぁ?」
「ヒルスが楽しそうに話してくれて、嬉しくなっちゃった。だから笑っただけ。気分悪くしないでね?」
「なんだよ、それ」
ため息を吐いて、ヒルスはまた目を逸らした。顔が真っ赤になってる。
「ジャスティン先生って今も昔もすごい人なんだね。だからみんなに信頼されてるんだ?」
「人望が厚いのはそれだけじゃないよ。先生はいつも前向きで、仲間想いで、ダンスに対する熱意が半端じゃない。人柄もいいから、スクールには自然と色んな奴が集まってくるんだと思う」
ダンスを始めたきっかけは人それぞれだと思うけど、ヒルスにそんな熱い想いがあるなんて知らなかった。彼がリスペクトしている先生の元でこれからレッスンを受けられるなんて。
私は胸がいっぱいになった。
「素敵なお話をしてくれてありがとう。今日聞いたこと、忘れないよ。これからも一緒に頑張ろうね!」
私がそう言うと、ヒルスは肩をすくめる。
「分かったから。明日も早いんだぞ、早く寝ろ」
「はい。おやすみなさい!」
気分が高まっていた私は、部屋に戻ったあとも目が冴えてしまった。
来週から始まる特待クラスでのレッスンに、期待と不安を胸に抱く。目をギュッと閉ざし、なんとか眠りに落ちていった──