サルビアの育てかた
既に大会は始まっていて、歓声と熱気で大変な盛り上がりになっていた。この雰囲気に、一気に俺のテンションも高くなる。
ちょうど次のダンサーがステージに上がろうとしているところで、MCによる紹介が始まっていた。
『さあ次はお待ちかね。レディース・メンズ問わず絶大な人気を誇る、キュートなダンサーの登場! リスペクトする一番のダンサーは、クールなBボーイである彼女のビッグブラザーだ! 光り輝くガールズヒップホップに注目! エントリーナンバーサーティーン、レイ・グリマルディ!』
ハイテンションなMCの口から発せられたその名に、俺は目を見張った。
(何? レイ・グリマルディだって? まさか。レイの名前が呼ばれたのか……?)
思考が追いつかず唖然としてしまう。隣に目を向けるが、叔父は楽しそうな顔をして「よし間に合った!」と言いながらステージに釘付けなんだ。
熱い歓声を浴びながらステージ上に登場したのは、薄ピンク色の可愛らしい衣装を身に纏った一人の少女だった。みつ編みお下げ姿の清純な雰囲気のダンサーだ。
目を擦らなくてもすぐに分かる──間違いなくそこにいたのは、レイだったから。
ちょうど次のダンサーがステージに上がろうとしているところで、MCによる紹介が始まっていた。
『さあ次はお待ちかね。レディース・メンズ問わず絶大な人気を誇る、キュートなダンサーの登場! リスペクトする一番のダンサーは、クールなBボーイである彼女のビッグブラザーだ! 光り輝くガールズヒップホップに注目! エントリーナンバーサーティーン、レイ・グリマルディ!』
ハイテンションなMCの口から発せられたその名に、俺は目を見張った。
(何? レイ・グリマルディだって? まさか。レイの名前が呼ばれたのか……?)
思考が追いつかず唖然としてしまう。隣に目を向けるが、叔父は楽しそうな顔をして「よし間に合った!」と言いながらステージに釘付けなんだ。
熱い歓声を浴びながらステージ上に登場したのは、薄ピンク色の可愛らしい衣装を身に纏った一人の少女だった。みつ編みお下げ姿の清純な雰囲気のダンサーだ。
目を擦らなくてもすぐに分かる──間違いなくそこにいたのは、レイだったから。