サルビアの育てかた
※
重い瞼を開く。なぜか俺は自室のベッドの上で横たわっていた。全身が熱く、脱力感が半端じゃない。頭の中を継続的に殴られているような気分だ。
(おかしいな、昨日パブで飲んでたんだよな……)
記憶が途中から全くない。トイレに行ったところまでは覚えているが、その後はどうしたか。
思い出せない事態に、俺は嫌な予感がした。
よろめく足をなんとか立たせ、ベッドから起き上がると、キッチンで料理をしているレイの姿が目に映る。
「……レイ」
小さく俺が声を掛けるが、レイは気付いていないのだろうか、手を止めることなく料理に集中している。わざと視界に入るようキッチンに近づくと、彼女はやっとこちらに目を向けてくれた。
「……おはよう。起きたんだね」
「うん、おはようレイ」
気のせいだろうか。レイの声が冷たいように感じる。笑いもしない。いつもなら可愛らしい笑顔を向けてくれるのに。
重い瞼を開く。なぜか俺は自室のベッドの上で横たわっていた。全身が熱く、脱力感が半端じゃない。頭の中を継続的に殴られているような気分だ。
(おかしいな、昨日パブで飲んでたんだよな……)
記憶が途中から全くない。トイレに行ったところまでは覚えているが、その後はどうしたか。
思い出せない事態に、俺は嫌な予感がした。
よろめく足をなんとか立たせ、ベッドから起き上がると、キッチンで料理をしているレイの姿が目に映る。
「……レイ」
小さく俺が声を掛けるが、レイは気付いていないのだろうか、手を止めることなく料理に集中している。わざと視界に入るようキッチンに近づくと、彼女はやっとこちらに目を向けてくれた。
「……おはよう。起きたんだね」
「うん、おはようレイ」
気のせいだろうか。レイの声が冷たいように感じる。笑いもしない。いつもなら可愛らしい笑顔を向けてくれるのに。