サルビアの育てかた
「俺は好きだよ。お前のダンス」
「えっ?」
驚いたように顔を上げると、レイの頬はほんのり桃色に染まった。
「正直、お前がスクールに通い始めた頃はすぐに辞めていくと思った。だけど違ったな。二年でここまで踊れるようになって、本当に凄いよ」
「ヒルス……私のこと褒めてる?」
レイはたちまち満面の笑みになる。
いつもなら俺は恥ずかしくなって顔を背けるが、今日は少しだけ違った。自分の本心を彼女に伝えたいと思ったんだ。
「……褒めてるよ」
「嬉しいなぁ。ねえ、もっと言って!」
「これ以上は嫌だ。でも……よく頑張ったからな。今度飯でも行くか?」
「え、いいの?」
「いいよ、高い店は連れていけないけどな」
「やった! それじゃあ、ケーキが美味しいお店に行きたいな!」
「おい、まさかスウィーツ狙いか。メインディッシュはどうするんだよ?」
「いいの。ヒルスもケーキが好きでしょう? 一緒に甘いもの食べて紅茶飲んで、お疲れさまパーティーしたい!」
楽しそうにプランを話すレイを見ていると、俺も自然と笑みが溢れる。
ツインテールに結われた髪は踊った後で乱れていたが、そんなの気にならないくらい今の彼女は輝いていた。
行きたいところがあれば、俺がどこへでも連れていってやる。
「えっ?」
驚いたように顔を上げると、レイの頬はほんのり桃色に染まった。
「正直、お前がスクールに通い始めた頃はすぐに辞めていくと思った。だけど違ったな。二年でここまで踊れるようになって、本当に凄いよ」
「ヒルス……私のこと褒めてる?」
レイはたちまち満面の笑みになる。
いつもなら俺は恥ずかしくなって顔を背けるが、今日は少しだけ違った。自分の本心を彼女に伝えたいと思ったんだ。
「……褒めてるよ」
「嬉しいなぁ。ねえ、もっと言って!」
「これ以上は嫌だ。でも……よく頑張ったからな。今度飯でも行くか?」
「え、いいの?」
「いいよ、高い店は連れていけないけどな」
「やった! それじゃあ、ケーキが美味しいお店に行きたいな!」
「おい、まさかスウィーツ狙いか。メインディッシュはどうするんだよ?」
「いいの。ヒルスもケーキが好きでしょう? 一緒に甘いもの食べて紅茶飲んで、お疲れさまパーティーしたい!」
楽しそうにプランを話すレイを見ていると、俺も自然と笑みが溢れる。
ツインテールに結われた髪は踊った後で乱れていたが、そんなの気にならないくらい今の彼女は輝いていた。
行きたいところがあれば、俺がどこへでも連れていってやる。