サルビアの育てかた
──来週、レイの誕生日が来たあとすぐにスタジオでの収録がある。今日のリハみたいに踊れれば、きっと素晴らしいPVになるに違いない。
「レイちゃん。今日このあと時間ある?」
「はい」
「これから二人でディナーに行かない?」
モラレスはレイに向かってキラキラ目を輝かせた。
「アタシ、新しい専属ダンサーの子を迎えるとね、いつもその子と二人で食事に行くのよ。今後何か不安なことがないか、活動するに当たって要望があれば聞きたいの。レイちゃんはこれから先何年もお世話になるわけだけだから、ゆっくりとお話したいのよ。行きたいお店があればどこへでも連れて行ってあげるわ!」
「えっ。本当ですか」
レイも嬉しそうな表情になる。俺の方を向き、彼女は目で訴えてくる。
──行っていい? と。
俺はもちろんその話に頷いた。
「レイ、行っておいで」
「いいの?」
「レイは来週から専属のバックダンサーになるんだ。貴重な時間になると思うから、むしろ行ってきてほしい」
仕事の話でも他愛のない話でも、とにかくコミュケーションを取るのは今後の活動のためにも必要だ。モラレスがせっかく誘ってくれているのだから、遠慮しないでほしい。
俺の考えに、モラレスは更にテンションを上げた。
「さすがヒルス君! 素敵なお兄様だわ。レイちゃんは本当に幸せ者ね!」
モラレスの言葉に、レイは照れたように俯きながらも首を縦に振っていた。
「レイちゃん。今日このあと時間ある?」
「はい」
「これから二人でディナーに行かない?」
モラレスはレイに向かってキラキラ目を輝かせた。
「アタシ、新しい専属ダンサーの子を迎えるとね、いつもその子と二人で食事に行くのよ。今後何か不安なことがないか、活動するに当たって要望があれば聞きたいの。レイちゃんはこれから先何年もお世話になるわけだけだから、ゆっくりとお話したいのよ。行きたいお店があればどこへでも連れて行ってあげるわ!」
「えっ。本当ですか」
レイも嬉しそうな表情になる。俺の方を向き、彼女は目で訴えてくる。
──行っていい? と。
俺はもちろんその話に頷いた。
「レイ、行っておいで」
「いいの?」
「レイは来週から専属のバックダンサーになるんだ。貴重な時間になると思うから、むしろ行ってきてほしい」
仕事の話でも他愛のない話でも、とにかくコミュケーションを取るのは今後の活動のためにも必要だ。モラレスがせっかく誘ってくれているのだから、遠慮しないでほしい。
俺の考えに、モラレスは更にテンションを上げた。
「さすがヒルス君! 素敵なお兄様だわ。レイちゃんは本当に幸せ者ね!」
モラレスの言葉に、レイは照れたように俯きながらも首を縦に振っていた。