サルビアの育てかた
レイの頬にそっと触れる。もしかすると俺の心臓の音は、彼女の耳にまで届いてしまっているかもしれない。
ゆっくりと瞳を閉ざし、そのまま俺とレイは深く濃厚な愛を交わした。
静かな空間の中、二人の奏でる愛の音だけが鳴り響く。
そっと彼女を横に抱き上げ、ゆっくりとベッドまで連れていく。溶けるような眼差しで見つめ合い、優しく彼女の身体を押し倒した。
その間にも俺とレイは互いを求め続け、肌を重ねたまま決して離れることはしない。
静かに彼女の服に手を伸ばし、着ている全ての物を身から丁寧に脱がせていく。
レイの綺麗な素肌を見て、俺はたちまち体が熱くなった。
しかし──眉を八の字にするレイは、両腕で自分の身体を必死に隠すんだ。
その姿を見て、俺はハッとした。露らになった胸を隠すわけではなく、彼女が両手で抑えているのは鎖骨下の──あの、火傷の痕があるところだった。