サルビアの育てかた
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薄暗い部屋の中、まだまだ俺たちの間は熱い空気に包まれている。
彼女と繋がったまま果てた後、俺はおもむろにレイの胸の上に顔を埋めた。
目を閉ざし耳を澄ませてみると、彼女の心臓はドクドクと高く音を鳴らしている。
鼓動の音色に癒やされていると、レイが俺の髪をそっと撫でてきてくれるんだ。
心地がいい。幸せだ。こんな時間が永遠に続いてほしいと願ってしまうほどに。
レイを抱けば抱くほど、彼女に対する想いがどんどん強くなっていく。
レイだけが教えてくれた。誰かを愛するのが、どれたけ幸せで尊いものなのかということを。
彼女と愛し合った後、俺は気持ちを落ち着かせることが出来る。
瞼を開き、綺麗な小麦色の肌をぼんやりと眺める。レイの体は柔らかくてあたたかい。とてもなめらかで、何度触れても飽きないんだ。もう二度と、他の誰にも触れさせたくない。
胸がいっぱいになり、俺はまじまじと彼女を見つめた。