国の擬人化達との同居生活
リビングにホームセンターで買った少し小さめの笹が立てかけられた。
「そうですか。フランスくんは出掛けたと、、、」
日本くんが神妙そうに呟いた。
「今日は七夕ですから、短冊を吊るそうと思ったんですけれど、、、」
「さっき『今日は帰れない』ってメールが届いてたよ」
イタリアくんが折り紙を折りながら日本くんに声をかける。
「マリア様も一緒に折り紙をやりましょう!」
「菜羽ちゃん、一緒に作ろう?」
イタリアくんとロシアくんに誘われ、ローテーブルで折り紙を折っていく。
星、短冊、吹き流し。台湾くんを講師にして私達は不格好ながら折り紙を折る。
中国や台湾、韓国やタイなどのアジアはやることは多少違えど七夕があると言う。
「元々は我が日本に教えたあるよ!」
「そうですねー」
「韓国の七夕は旧暦にやる説出てる!ほら、銀杏」
韓国くんが小袋に入った銀杏を机に置いた瞬間、韓国くん以外のみんなが顔をしかめた。
「「「「「「「くっさ!!」」」」」」」
みんなの声が揃う。
銀杏に手を伸ばしかけていたアメリカくんは手を引っ込めた。
「俺らヨーロッパ圏は食べないけど、アジア圏はこれ食べるんだろ、、、?」
イギリスくんが信じられないといったように銀杏を凝視する。
「いや、台湾では食べないですよ。からかう時に使うくらい」
「いやー、僕のところではシロップ煮としか食べないですねぇ」
「我は結婚式でしか食べないあるよ、、、。あとは漢方にするある」
「、、、茶碗蒸しにしたら美味しいんですけどね。このまま触ると手がかぶれますよ」
台湾くんは「うげっ」と小さく声を出し、中国くんは何処から持ってきたのか分からない、漢方をゴリゴリする薬研と呼ばれる道具で漢方を作り始めている。
タイくんと日本くんに関しては、銀杏を使った料理の話で盛り上がっている。
「アジア圏って、、、こういうことあるよね、、、」
ロシアくんがイギリスくんの袖を引く。
「あ、ああ、、、アジアの奴らにとっての銀杏って、俺達にとっての多種多様なチーズみたいなもんだろ」
イギリスくんは乾いた笑みを浮かべた。
「えー、でもブルーチーズだってにおいで結構好き嫌い分かれるよね?」
イタリアくんが笑いながら、金色の折り紙を星型に切っている。
「あれは香りが深いんだ!臭いとは違うんだぞ!」
「似たような物だと思うんだけどなぁ」
ロシアくんがぼそりと呟くと、アメリカくんはむっとした顔をして牛乳を飲み干した。
「おや、ブルーチーズは食べたことありませんねぇ」
「においは納豆なんだぞ」
「あらら、それは好き嫌いが分かれますね」
「日本の納豆と韓国のホンオ・フェは確かに臭いある」
何故かうんうんと頷く中国くん。
「「貴方にだけは言われたくない!!」」
声を揃える日本くんと韓国くん。
でも、韓国のホンオ・フェは世界三大臭い食べ物として上げられているらしいし、日本にも伊豆諸島などで作られている魚の干物のくさやは、独特の強いにおいがあるんだって。
「食わず嫌いは成長しないあるよ」
「臭豆腐美味しいのに、、、」
何それ明らかにヤバそうな名前。
頭の上にハテナマークを浮かべる中華組。(中国くんと台湾くん)
「、、、臭豆腐ってなんだい?」
アメリカくんが聞き返す。
「名前の時点でヤバそう、、、」
ロシアくんが顔を引きつらせながら小声で呟いた。
「興味持ってくれたあるか!?」
「食べる?食べてくれる?もちろん食べますよね???」
中華組の有無を言わさない圧力で、アメリカくんが頷く。
「今すぐ食べてほしいあるが、、、今家にないあるから、、、中国に来たら食べさすあるよ」
アメリカくん、命拾いしたね。
「そうですか。フランスくんは出掛けたと、、、」
日本くんが神妙そうに呟いた。
「今日は七夕ですから、短冊を吊るそうと思ったんですけれど、、、」
「さっき『今日は帰れない』ってメールが届いてたよ」
イタリアくんが折り紙を折りながら日本くんに声をかける。
「マリア様も一緒に折り紙をやりましょう!」
「菜羽ちゃん、一緒に作ろう?」
イタリアくんとロシアくんに誘われ、ローテーブルで折り紙を折っていく。
星、短冊、吹き流し。台湾くんを講師にして私達は不格好ながら折り紙を折る。
中国や台湾、韓国やタイなどのアジアはやることは多少違えど七夕があると言う。
「元々は我が日本に教えたあるよ!」
「そうですねー」
「韓国の七夕は旧暦にやる説出てる!ほら、銀杏」
韓国くんが小袋に入った銀杏を机に置いた瞬間、韓国くん以外のみんなが顔をしかめた。
「「「「「「「くっさ!!」」」」」」」
みんなの声が揃う。
銀杏に手を伸ばしかけていたアメリカくんは手を引っ込めた。
「俺らヨーロッパ圏は食べないけど、アジア圏はこれ食べるんだろ、、、?」
イギリスくんが信じられないといったように銀杏を凝視する。
「いや、台湾では食べないですよ。からかう時に使うくらい」
「いやー、僕のところではシロップ煮としか食べないですねぇ」
「我は結婚式でしか食べないあるよ、、、。あとは漢方にするある」
「、、、茶碗蒸しにしたら美味しいんですけどね。このまま触ると手がかぶれますよ」
台湾くんは「うげっ」と小さく声を出し、中国くんは何処から持ってきたのか分からない、漢方をゴリゴリする薬研と呼ばれる道具で漢方を作り始めている。
タイくんと日本くんに関しては、銀杏を使った料理の話で盛り上がっている。
「アジア圏って、、、こういうことあるよね、、、」
ロシアくんがイギリスくんの袖を引く。
「あ、ああ、、、アジアの奴らにとっての銀杏って、俺達にとっての多種多様なチーズみたいなもんだろ」
イギリスくんは乾いた笑みを浮かべた。
「えー、でもブルーチーズだってにおいで結構好き嫌い分かれるよね?」
イタリアくんが笑いながら、金色の折り紙を星型に切っている。
「あれは香りが深いんだ!臭いとは違うんだぞ!」
「似たような物だと思うんだけどなぁ」
ロシアくんがぼそりと呟くと、アメリカくんはむっとした顔をして牛乳を飲み干した。
「おや、ブルーチーズは食べたことありませんねぇ」
「においは納豆なんだぞ」
「あらら、それは好き嫌いが分かれますね」
「日本の納豆と韓国のホンオ・フェは確かに臭いある」
何故かうんうんと頷く中国くん。
「「貴方にだけは言われたくない!!」」
声を揃える日本くんと韓国くん。
でも、韓国のホンオ・フェは世界三大臭い食べ物として上げられているらしいし、日本にも伊豆諸島などで作られている魚の干物のくさやは、独特の強いにおいがあるんだって。
「食わず嫌いは成長しないあるよ」
「臭豆腐美味しいのに、、、」
何それ明らかにヤバそうな名前。
頭の上にハテナマークを浮かべる中華組。(中国くんと台湾くん)
「、、、臭豆腐ってなんだい?」
アメリカくんが聞き返す。
「名前の時点でヤバそう、、、」
ロシアくんが顔を引きつらせながら小声で呟いた。
「興味持ってくれたあるか!?」
「食べる?食べてくれる?もちろん食べますよね???」
中華組の有無を言わさない圧力で、アメリカくんが頷く。
「今すぐ食べてほしいあるが、、、今家にないあるから、、、中国に来たら食べさすあるよ」
アメリカくん、命拾いしたね。