婚約破棄したいなら、それなりの努力をなさいませ?
「だから違うんだミオナ。僕はユリアにイジメられてなんかいないよ」
「だって、ユリア様に怒られたって言ったじゃないですか!」
「怒られたなんて…ただちょっと忠告されただけだよ…」
「もう!エディール様は優しすぎるんだからっ!」
2人の世界を展開するエディール王子とミオナ。
ユリアはこの状況を白々とした表情で見ている。
「聖女様聞いてください!」
ミオナが再びずずいっと私に迫ってきた。
圧が強いなぁ…。
「なんでしょう…?」
「私とエディール様は相思相愛なんです!
だから、私がエディール様と婚約するべきなんです!
だって、愛のない結婚なんて寂しすぎるじゃないですか…。
でも、エディール様は自分たちだけで婚約を決められないと言うんです。
エディール様はとてもお優しいから、きっと婚約者候補として名高いユリア様のことを気遣っての発言だと思います。
そこで!私とエディール様の婚約を許してもらえるよう、私からユリア様にお願いしました!
そのときユリア様は何も言わなかったのに、後からこっそりエディール様を怒って私との婚約を大反対したんですよ!
酷いと思いません!?」
一気にまくしたてるミオナ。
なるほど。これはやっぱり悪役令嬢が婚約破棄される流れ…!!!
ミオナがヒロインだな。
ってことは、実はエディール王子が浮気者の最低男で、ヒロインは猫被りの性悪。
悪役令嬢のユリアは真面目で努力家な常識人って設定かな?
「聖女様?どうして笑ってるんですか?」
おっといけない。
小説の展開がリアルに再現されて思わずニヤニヤしてたところをミオナに突っ込まれちゃった。
「あの…その前に、あなた誰ですか?
エディール王子のことは当然存じておりますし、そちらの方がルディカルム令嬢のユリア様というのも存じているのですが…」
とりあえず、登場人物の立場の確認から始めないと!
「だって、ユリア様に怒られたって言ったじゃないですか!」
「怒られたなんて…ただちょっと忠告されただけだよ…」
「もう!エディール様は優しすぎるんだからっ!」
2人の世界を展開するエディール王子とミオナ。
ユリアはこの状況を白々とした表情で見ている。
「聖女様聞いてください!」
ミオナが再びずずいっと私に迫ってきた。
圧が強いなぁ…。
「なんでしょう…?」
「私とエディール様は相思相愛なんです!
だから、私がエディール様と婚約するべきなんです!
だって、愛のない結婚なんて寂しすぎるじゃないですか…。
でも、エディール様は自分たちだけで婚約を決められないと言うんです。
エディール様はとてもお優しいから、きっと婚約者候補として名高いユリア様のことを気遣っての発言だと思います。
そこで!私とエディール様の婚約を許してもらえるよう、私からユリア様にお願いしました!
そのときユリア様は何も言わなかったのに、後からこっそりエディール様を怒って私との婚約を大反対したんですよ!
酷いと思いません!?」
一気にまくしたてるミオナ。
なるほど。これはやっぱり悪役令嬢が婚約破棄される流れ…!!!
ミオナがヒロインだな。
ってことは、実はエディール王子が浮気者の最低男で、ヒロインは猫被りの性悪。
悪役令嬢のユリアは真面目で努力家な常識人って設定かな?
「聖女様?どうして笑ってるんですか?」
おっといけない。
小説の展開がリアルに再現されて思わずニヤニヤしてたところをミオナに突っ込まれちゃった。
「あの…その前に、あなた誰ですか?
エディール王子のことは当然存じておりますし、そちらの方がルディカルム令嬢のユリア様というのも存じているのですが…」
とりあえず、登場人物の立場の確認から始めないと!