幼馴染は私を囲いたい!【菱水シリーズ②】
これ以上は危険―――底なし沼みたいに梶井さんに引き込まれてしまう。
「私だけじゃないです!あ、逢生もいましたよ!そ、そのー……私は何人もの人と付き合える器用なタイプじゃないんです」
ははっと梶井さんが笑った。
「深月か。あいつ、本当に邪魔な奴だな」
「邪魔なんかじゃないですよ。ちょっと迷惑な時はありますけど、逢生は逢生なりにいいとこあるんです」
「妬けるなぁ。それは深月を選ぶってことかな?」
もしかして、私と逢生が付き合っていないことを知っている?
逢生から聞いたのだろうか。
「わからないです。でも、私は一人の人しか無理です」
すっと体を離して落ちたサイダーのペットボトルを梶井さんに渡した。
「初めてフラれたなー」
「すごいこといいますね」
サイダーを受け取った梶井さんはちゃぷちゃぷとペットボトルの口をつまんで揺らした。
まるで子供が遊んでいるかのように―――
「じゃあ、俺を奏花ちゃんの彼氏候補の一人にしてくれない?」
「私の彼氏候補?」
なに言ってるの。
こんなモテるのに!?
くすりと梶井さんは笑う。
「そういうわけで、これからよろしく。奏花ちゃん」
「私だけじゃないです!あ、逢生もいましたよ!そ、そのー……私は何人もの人と付き合える器用なタイプじゃないんです」
ははっと梶井さんが笑った。
「深月か。あいつ、本当に邪魔な奴だな」
「邪魔なんかじゃないですよ。ちょっと迷惑な時はありますけど、逢生は逢生なりにいいとこあるんです」
「妬けるなぁ。それは深月を選ぶってことかな?」
もしかして、私と逢生が付き合っていないことを知っている?
逢生から聞いたのだろうか。
「わからないです。でも、私は一人の人しか無理です」
すっと体を離して落ちたサイダーのペットボトルを梶井さんに渡した。
「初めてフラれたなー」
「すごいこといいますね」
サイダーを受け取った梶井さんはちゃぷちゃぷとペットボトルの口をつまんで揺らした。
まるで子供が遊んでいるかのように―――
「じゃあ、俺を奏花ちゃんの彼氏候補の一人にしてくれない?」
「私の彼氏候補?」
なに言ってるの。
こんなモテるのに!?
くすりと梶井さんは笑う。
「そういうわけで、これからよろしく。奏花ちゃん」