私のお世話がかり
 ◯居酒屋
 双葉(コスプレ!? やだやだ! なんで!? そんなのできない!)
青ざめた顔
 部長「親睦を深めるためには、好きなキャラについて語ってもらうのが一番じゃないか? ねぇ、好きなアニメはなに?」
 双葉「えっ!?」ドキッ
 双葉「えーと……」
苦笑いする

 双葉(どうしよう。分からない。漫研なのに漫画もアニメもほとんど見ないとか言えない……)

◯(想像)
 部長「はぁ〜? じゃあなんでウチに入ったのよ。ボラ部とかで良くなーい?」
 部長は腕組みして見下ろし、宮内もうんうんとうなづく。
 最上はため息をついて冷たい目で双葉を見る。
 最上「もっと語れる奴が良かった(良かった良かった(やまびこ))」

◯居酒屋
 双葉 (って思われてるよね、絶対)
うつむいてスカートを握りしめた。
 最上はそんな双葉の様子に気づいて、優しく声をかける。

 最上「“ガチブルー”だよな」
 双葉「え?」
 最上「“ガチヒーロー”の、イケメンのガチブルー。カッコいいよな!」
 歯を出して笑う。
 双葉「あ、は、はい!」
 双葉(よく分かんないけど……助けてくれた? )
 心臓が少しトクンとなる
 双葉(誰だっけ、この人……)
 宮内「最上くーん! それ君が好きなだけじゃん」
宮内はジョッキを片手に、大声で笑った。
 双葉(最上さんか……)
 双葉が最上を見れば、最上は頬杖をつきながら微笑み返し、思わずドキッとしてしまう。目元は切れ長で、眉はキリッとしている。耳元に少しかかる横髪に、色気が漂う。
 宮内「ま、いいや了解! じゃあ、ブルーになりきってよ!」
 双葉「えっ!?」汗
 宮内「ブルーは、確かスーツキャラだよな! ジャケットは最上くんが、ネクタイはゆっち※がしてるから貸してもらえばちょうどいいじゃん! な!」
 双葉(な! じゃない〜〜! )汗汗 
 
 ※ゆっち……地雷系の先輩
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