【12/31引き下げ】クールなパイロットは初心な新妻を身籠らせたい
キスをするというよりも、私が彼に食べられるのではと錯覚するくらいの密着だった。
お互いの唾液で、口回りが濡れている。藤川さんの口から唾液が注がれ、私の口からそれが垂れ落ちそうだ。
思わず唾液を飲み込むと、藤川さんが再び私の口へ唾液を注ぎ込む。それを再び飲み込むと、今度は藤川さんの舌が私の歯列をなぞった。
舌先が、私の口の中を探るようにゆっくりと動くと、私の舌に触れる。藤川さんの舌が私の舌に触れると、絡みつくように舌が動いた。
胸元に、口の中にと、意識をどこに集中させていいかわからない。
呼吸が苦しくなって頭がぼんやりしてきたころに、藤川さんがようやく頭を起こして顔が離れた。そして再び、私の身体へキスの雨を降らせていく。その都度、私の身体は敏感に反応し、ビクンビクンと身体が跳ねた。彼の触れる場所が、熱を持つ。
もうすぐ十二月、先ほどまで冷たい外気に晒され寒かったはずなのに、何も身に纏っていないのに、いつしか全身が火照っていた。
藤川さんから与えられる快楽に、私はいつしか溺れていた。
でもそれは、まだほんの序盤だなんて知る由もなく、これからもっと深いところまで沈んでいくのだ。
お互いの唾液で、口回りが濡れている。藤川さんの口から唾液が注がれ、私の口からそれが垂れ落ちそうだ。
思わず唾液を飲み込むと、藤川さんが再び私の口へ唾液を注ぎ込む。それを再び飲み込むと、今度は藤川さんの舌が私の歯列をなぞった。
舌先が、私の口の中を探るようにゆっくりと動くと、私の舌に触れる。藤川さんの舌が私の舌に触れると、絡みつくように舌が動いた。
胸元に、口の中にと、意識をどこに集中させていいかわからない。
呼吸が苦しくなって頭がぼんやりしてきたころに、藤川さんがようやく頭を起こして顔が離れた。そして再び、私の身体へキスの雨を降らせていく。その都度、私の身体は敏感に反応し、ビクンビクンと身体が跳ねた。彼の触れる場所が、熱を持つ。
もうすぐ十二月、先ほどまで冷たい外気に晒され寒かったはずなのに、何も身に纏っていないのに、いつしか全身が火照っていた。
藤川さんから与えられる快楽に、私はいつしか溺れていた。
でもそれは、まだほんの序盤だなんて知る由もなく、これからもっと深いところまで沈んでいくのだ。