君に恋をする予感〜運命の人は誰ですか!?〜
他にも、驚いたように目を見開いている聡志、芳明、清春、麻鈴の姿もあった。

能力者が集まるこの学校では、各学年人数も少ないためクラス替えは行われていなく、ちらほらと補習メンバーで知っている顔が何人かいる。

新しい学校で心細い思いをしなくてすみそうで、よかった。


「き、聞いてねぇぞ、光莉!?おまえなんでここにいんだ!?」


バッと立ち上がって大声で指を指してきた光瑠に、きょとんと首を傾げる。


「だって、言ってなかったし?」

「いや、言えよ!なんでこんな大事なこと黙ってんだ!?」

「ごめんって。言うタイミングなくって」


なんて言うのは嘘。

本当は、みんなのことを驚かせたかったからだ。

作戦は成功したようで、驚いたように私と光瑠のやり取りを見守っているみんなにふふっと小さく笑う。

…ただ、一人だけは、頬杖をついて薄く笑顔なんて浮かべちゃってる。

まるで私が来ることが最初からわかっていたかのように。

会わないうちに私みたいに未来予知の能力でも身につけたのだろうか。


–––「私も…が好きだよ。ずっと一緒にいようね」
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