目指せ、一人前の妖精!お花の幸せは、わたしが守る!

「ユリ、ありがとう。ユリがお花が好きな女の子で、本当によかった」



リノは、ポツリと言いました。



「わたしも……。お花が好きなことが、こうやって誰かの役に立ててるの、うれしいよ……」



ユリも小さな声で言いましたが、その様子にリノは目を丸くしました。



「ユリ?」



「あっ、ごめん。ちょっと、変なこと言ったかも……」



「ううん、変なこと言ってないよ。でも、どうしてそんなに寂しそうなの? ……もしかして、しばらくお父さんやお母さんや、人間のお友達に会えないから?」



「ううん、違う。それが……」



ユリは、学校で、クラスメイトがお花について話していたことをリノに話しました。



「そうだったんだ……」



「ここまでお花を大切にしようって思ってるのは、たぶんクラスでわたしだけ。わたしには、仲間がいないように思えたんだ」



リノは、ユリの手を力いっぱいにぎり返しました。



「ユリ、わたしとユリはペアだから。だから、わたしはユリの仲間だよ!」



「リノ……」



リノの笑顔は、キラキラしていて、まるで太陽みたいです。





リノのまめちしき
ひまわりは、英語でsunflower(サンフラワー)っていうよ。太陽に向けて咲く花であることが、由来だよ!
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