目指せ、一人前の妖精!お花の幸せは、わたしが守る!
ドアの向こうへ飛んでみると、本当に人間の世界です。
少ないけれど、人間が歩いています。しかし、ユリ達の存在には気がつくこともなく、地面に咲いているお花に気にかけることもありません。
「あっ、リノ! これを見て!」
ユリが見つけたのは、今にも枯れそうなお花でした。茎が曲がっていて、お花も下を向けています。
「リノ、なんとかできないの?」
ユリがあわてていると、
「だいじょうぶよ!」
と言いながら、リノがひまわりのステッキを花に向けて振ってみると、そこから大量の水が出て、土にふりかかりました。
「これはただの水じゃないの。鮮度を上げる成分も含まれているから、元気だった頃と同じくらいみずみずしくなるわ」
しかし、どんなにリノが水をかけても、お花が元気になったように見えません。
「おかしいな……水が足りなすぎる場合には、すぐに元気になるはずなんだけど……」
リノは不安な顔になりました。
お花は、元気になるどころか、ますますしおれてしまったのです。
なぞなぞの答え
サンマ