目指せ、一人前の妖精!お花の幸せは、わたしが守る!

朝になり、起きてみるとユリのとなりにはリノがいません。

ユリがあたりを見回すと、リノがキッチンでうなだれています。



(きのう失敗したこと、よほど落ち込んじゃっているのかな?)



ユリはそう思い、そっと声をかけてみました。



「リノ、元気だして」



「ん?」



なぜかふりかえったリノは、落ち込んではいなさそうでした。



「あぁ、ユリ。わたしは、もうだいじょうぶだよ」



「えっ?」



リノはうなだれていたように見えたけれど、本当はサラダを作っていただけでした。



「ユリ、いっしょに食べようか」



「うん!」



リノが作っていたのは、ハーブサラダでした。
ペパーミントやルッコラ、ベビーリーフなど、体によさそうなハーブがたくさん!
ラズベリーやブルーベリーも入っていて、カラフルでお花畑みたいです。



「害虫はハーブの香りが嫌いだから。ハーブを体内にとりいれることで、害虫を追い払う魔力が強まるのよ」



「なるほどぉ……」



ユリはまた、花の妖精のことについての知識が増えました。



「よーし、栄養つけてお花を元気にするぞー!」



「おー!」


ユリとリノは、次のことにそなえてハーブサラダを何度もおかわりしました。




ユリのなぞなぞ
髪の毛が短い猫って、なーんだ?
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