目指せ、一人前の妖精!お花の幸せは、わたしが守る!

夜中になりました。
ユリとリノは、また人間の世界へ行きましたが、強い風が、ぴゅうぴゅうとふいています。



「あっ、あれ見て!」



ユリが見つけたのは、強い風でちぎれそうになっているお花でした。



「たいへん! なんとかしないと!」



リノがお花に魔法をかけようとした、その時です。



「ア〜ム〜!」



どこからか聞き覚えのある声がしました。
見回すと、アムが風に吹き飛ばされていたのです!



「ええっ、アム? どうしてここに!?」



リノはびっくりして叫びますが、アムはどんどん遠ざかっていきました。
アムはこのまま一直線に飛ばされると、電柱にぶつかってしまいます!

アムは赤ちゃんなので、頭を打ったらたいへんです。



「アム! 危なーい!」



リノは叫びながらとっさに飛んでいき、ユリも一緒にアムの方へ向かいました。

リノは追いつくと、急いでアムを抱きながら、



「ワービュー・ググッド!」



と呪文を唱えると、上からテントが現れ、3人は風をしのぐことができました。



「はぁ〜、なんとか間に合ったね」



ユリは、胸をなでおろしました。



「よかった。アム、大丈夫?」



「アム〜」



風に飛ばされて自由に動けず怖かった中、抱きしめられてホッとした思いでいっぱいになったアムは、リノにしがみつきながら泣きました。




なぞなぞの答え
アメリカンショートヘア(髪が短いことを英語では、ショートヘアだね!)
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