目指せ、一人前の妖精!お花の幸せは、わたしが守る!

さて、お花にはどうやって栄養をあたえるのでしょうか。人間だったら、野菜を食べたり、スポーツをしたりして、健康な体をつくりますが、お花はそうもいきません。水をあげたり、肥料をまくことなら、今までのユリにだってできたことです。フラワーランドにいないとできないことは、一体なんでしょう。



「女王さま、わたしはどうやってお花に栄養をあげるんですか?」



「まず、あなたにも妖精になってもらう必要がありますね」



「わたしが、妖精!?」



女王さまは、お花の形をした、ピンク色のクッキーをユリに渡しました。



「この魔法のクッキーを食べてください」



ユリがクッキーをかじると、いつもより体が小さくなり、背中にリノと同じ、にじ色の羽根が生え、妖精の姿になりました。



「わあっ!」



ユリは急に自分の体が浮かびあがったので、びっくりしました。



「それでは、リノ。あとはユリさんをお願いできますか」



「お任せください、女王さま。ユリ、行こう!」



「えっ! 行くって、どこへ!?」



リノは、ユリの手をにぎってお城をあとにしました。




ユリのなぞなぞ
弟には2つあるのに、妹には1つしかないものは、なーんだ?
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