月夜の砂漠に紅葉ひとひらⅡ【完】
「お待ちください、ジャラール様!」
ハーキムさんは、駱駝に乗ったジャラールさんを止めた。
「こんな夜更けに動いてはなりません!」
「しかし!」
「夜の砂漠がどれだけ危険か、ジャラール様は分かっておられるはず!」
それを聞いてジャラールさんは、駱駝を止めた。
「夜が明ければすぐ動けるようになります!今夜だけはどうか我慢してください!」
ハーキムさんの言葉に、ジャラールさんは駱駝を降りた。
「分かった。ハーキムの言葉に従おう。」
そしてジャラールさんは、ハーキムさんが作った寝床に移動した。
「ジャラールさん、」
私が話しかけると、ジャラールさんは無言で通りすぎた。
そうだよね。
私がもっと早く話していれば、なんとかなったかもしれないよね。
なんで私、こんな深夜になるまで話さなかったんだろう。
ジャラールさんに冷たくされ、私は涙が溢れてきた。
「……っ!ック!」
ハーキムさんは、駱駝に乗ったジャラールさんを止めた。
「こんな夜更けに動いてはなりません!」
「しかし!」
「夜の砂漠がどれだけ危険か、ジャラール様は分かっておられるはず!」
それを聞いてジャラールさんは、駱駝を止めた。
「夜が明ければすぐ動けるようになります!今夜だけはどうか我慢してください!」
ハーキムさんの言葉に、ジャラールさんは駱駝を降りた。
「分かった。ハーキムの言葉に従おう。」
そしてジャラールさんは、ハーキムさんが作った寝床に移動した。
「ジャラールさん、」
私が話しかけると、ジャラールさんは無言で通りすぎた。
そうだよね。
私がもっと早く話していれば、なんとかなったかもしれないよね。
なんで私、こんな深夜になるまで話さなかったんだろう。
ジャラールさんに冷たくされ、私は涙が溢れてきた。
「……っ!ック!」