月夜の砂漠に紅葉ひとひらⅡ【完】
「すみません。何も知らなくて。」
ホント、私ってお子さま。
「いや。分かってくれればいいのだ。」
そっとハーキムさんの手が、私の頬に触れる。
「ハーキム……さん?」
私が名前を呼ぶと、ハーキムさんは我にかえって手をひっこめた。
「あの……」
今のなに?
聞こうとしたら、ハーキムさんは背中を向けてしまった。
「明日も早い。寝過ごすなよ。」
「……はい。」
私が返事をすると、ハーキムさんは自分の部屋へと歩き始めた。
「ハーキムさん!」
「ん?」
振り返ったハーキムさんの顔が、また穏やかで。
益々分からなくなる。
「その……女の人と一緒に寝るって、そんなに戦う意識を薄めるものなんですか?」
するとハーキムさんは、目を丸くしている。
もしかして私、質問間違えた?
「いや。すみません。私まだお子さまなんで。逆に頑張ろうって思えないのかなって。」
ホント、私ってお子さま。
「いや。分かってくれればいいのだ。」
そっとハーキムさんの手が、私の頬に触れる。
「ハーキム……さん?」
私が名前を呼ぶと、ハーキムさんは我にかえって手をひっこめた。
「あの……」
今のなに?
聞こうとしたら、ハーキムさんは背中を向けてしまった。
「明日も早い。寝過ごすなよ。」
「……はい。」
私が返事をすると、ハーキムさんは自分の部屋へと歩き始めた。
「ハーキムさん!」
「ん?」
振り返ったハーキムさんの顔が、また穏やかで。
益々分からなくなる。
「その……女の人と一緒に寝るって、そんなに戦う意識を薄めるものなんですか?」
するとハーキムさんは、目を丸くしている。
もしかして私、質問間違えた?
「いや。すみません。私まだお子さまなんで。逆に頑張ろうって思えないのかなって。」