痛くしないで!~先生と始める甘い治療は胸がドキドキしかしません!~
「笹岡様、こんにちは~」
「こんにちは。よろしくお願いします」
診察カードを受付に出す百合を安定のスマイル百点で迎え入れる桃瀬。こんな華やかな顔に生まれたかったと百合は訪れるたびに思う。こんな顔なら一目惚れされても疑うことはないだろう。
それを思うとなおさら三嶌が自分に一目惚れ? ありえないだろうと思うわけで。
「ん? どうされました?」
「はっ! すみません! つい見惚れて……」
「へ?」
「とてもお可愛らしいお顔なので……その、可愛いなぁと」
「……」
モジモジしながら思ったことをそのまま吐露する百合を見て桃瀬は思う。
(いや、そのピュアさよ! あなたの方がよっぽど可愛いですけどぉ!?)
桃瀬に百合のようなピュアさは欠片もない。
可愛いと言われてそのまま素直に受け止めた桃瀬は言われ慣れているとはいえいい気分でさらに笑顔を振りまいた。そしてやはり百合は勝手に桃瀬からの好感度も上げてしまう。
「お呼びしますので少々お待ちくださいね……って、笹岡様?」
「あ、は、はい」
「どうされました? どこかご気分でも悪いとか?」
今日はもう抜歯はしない。出来上がった金属をはめ込む処置で痛みもないだろう。そこまで怯える処置をする予定はないが……桃瀬は思案しつつも百合の表情が少し暗く、どこか落ち着かない感じが気になった。
「なにか不安になることや気になることでもありますか?」
「……っ」
「こんにちは。よろしくお願いします」
診察カードを受付に出す百合を安定のスマイル百点で迎え入れる桃瀬。こんな華やかな顔に生まれたかったと百合は訪れるたびに思う。こんな顔なら一目惚れされても疑うことはないだろう。
それを思うとなおさら三嶌が自分に一目惚れ? ありえないだろうと思うわけで。
「ん? どうされました?」
「はっ! すみません! つい見惚れて……」
「へ?」
「とてもお可愛らしいお顔なので……その、可愛いなぁと」
「……」
モジモジしながら思ったことをそのまま吐露する百合を見て桃瀬は思う。
(いや、そのピュアさよ! あなたの方がよっぽど可愛いですけどぉ!?)
桃瀬に百合のようなピュアさは欠片もない。
可愛いと言われてそのまま素直に受け止めた桃瀬は言われ慣れているとはいえいい気分でさらに笑顔を振りまいた。そしてやはり百合は勝手に桃瀬からの好感度も上げてしまう。
「お呼びしますので少々お待ちくださいね……って、笹岡様?」
「あ、は、はい」
「どうされました? どこかご気分でも悪いとか?」
今日はもう抜歯はしない。出来上がった金属をはめ込む処置で痛みもないだろう。そこまで怯える処置をする予定はないが……桃瀬は思案しつつも百合の表情が少し暗く、どこか落ち着かない感じが気になった。
「なにか不安になることや気になることでもありますか?」
「……っ」