痛くしないで!~先生と始める甘い治療は胸がドキドキしかしません!~
 自ら三嶌の部屋に飛び込んできた百合だったが、処女の身体は当たり前に強張っていた。

 緊張か、不安なのか……それでも時間をかける三嶌の愛撫に百合の身体は徐々に柔らかく開き始める。

「先生……好き」

「僕も好きだよ」

 思いは言葉にしあおうと、三嶌が言ってくれたから……だから百合は溢れる気持ちはなんでも三嶌に伝えたいと思っていた。

「ん……気持ちいい」

「そう? 嫌なことあったらちゃんと言って?」

(嫌なことなんて……)

 三嶌に触れられて、求められて嫌なことなどひとつもない。だからより三嶌の肌に触れたくなって自らもその腕を伸ばして絡めてしまった。

「気持ちいいです……先生の肌、あったかくて溶けそう……」

 すり寄りながらそんな可愛い言葉を溢す百合に三嶌の理性の糸がぷつぷつと切れていく。

「百合……もっと気持ちよくなろうか」

 三嶌の手が身体中をまさぐっていく。肌をなぞり、指先を動かされて自分も触れないような部分に触れてくる。それに分かりやすく百合は腰を跳ねさせた。

「やぁ! 今のだめぇ!」

「どうして? 気持ち良かったくせに」

「ちが、ぁっ!」

「百合の気持ちいいところ、もっと知りたいし教えて」
 
 そう言う三嶌の手を止めたいが、百合の微力ではどうにもできない。力を込めたくても別の部分に余計な力を取られて思うように体も動かせなかった。
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