痛くしないで!~先生と始める甘い治療は胸がドキドキしかしません!~
診察室を出た三嶌に香苗も続く。先を歩く三嶌に香苗は声をかけた。
「先生」
「ん?」
「遊んでません? 楽しんでますね?」
悪趣味すぎだろ! まではもちろん言わずに飲み込む香苗に三嶌はまた目元だけで微笑み何も言わない。
ふたりで横に並び手を洗いながら香苗は再度問いかける。
「なんですか? あの僕は待ちますって」
「八番のエキスト」
(おいおいおい。親知らず抜くことをあんな乙女心刺激するように甘く言うなっつーの)
呆れた香苗は心の中で盛大に毒づく。
「可愛かったでしょ? 彼女、なんか妄想癖が強めなのか言うこと言うことトンチンカンでさ、すごく面白くなかった?」
「面白がって遊びすぎでしょ、先生」
しかしそれは否定できない、と香苗も同意せざるをえない。三嶌の言葉に過剰反応していたがどれもなんだか意味をはき違えているのが見ているだけでわかった。
「初診のときもさぁ、するってなにをするんですか、とか聞くんだよ。触るねって言ったらどこをって……面白すぎない? どこ触ってほしいんだよって、ツボに入っちゃった」
(変態かよ)
やはり突っ込むしかできない香苗がいる。
「先生」
「ん?」
「遊んでません? 楽しんでますね?」
悪趣味すぎだろ! まではもちろん言わずに飲み込む香苗に三嶌はまた目元だけで微笑み何も言わない。
ふたりで横に並び手を洗いながら香苗は再度問いかける。
「なんですか? あの僕は待ちますって」
「八番のエキスト」
(おいおいおい。親知らず抜くことをあんな乙女心刺激するように甘く言うなっつーの)
呆れた香苗は心の中で盛大に毒づく。
「可愛かったでしょ? 彼女、なんか妄想癖が強めなのか言うこと言うことトンチンカンでさ、すごく面白くなかった?」
「面白がって遊びすぎでしょ、先生」
しかしそれは否定できない、と香苗も同意せざるをえない。三嶌の言葉に過剰反応していたがどれもなんだか意味をはき違えているのが見ているだけでわかった。
「初診のときもさぁ、するってなにをするんですか、とか聞くんだよ。触るねって言ったらどこをって……面白すぎない? どこ触ってほしいんだよって、ツボに入っちゃった」
(変態かよ)
やはり突っ込むしかできない香苗がいる。