年下敏腕パイロットは想い焦がれた政略妻をこの手で愛して離さない
「拒否したくない……そう言ったら?」
声が震えないように、必死で抑えながらそういうと、奏多君の指先がわずかに強くなり、空気が張り詰めた。
迷いと欲望、その両方を宿した瞳が、深く私を見つめる。次の瞬間、彼の手が私の頬に触れた。
「いいのか?」
逃げられる最後の猶予のように尋ねられたその言葉に、私は静かに頷いた。
奏多君は本当に優しかったと思う。この年になって初めてということが、面倒にならないだろうか。そんな不安が押し寄せたときだった。
彼の手や指が触れるたびに、緊張から身体が強張る私に優しくキスを落とす。
「ごめん……」
思わず零れたその言葉に、私の首筋にそっと唇を落としていた奏多君の動きが止まる。
そして、私の顔を上げるようにそっと手を添え、目を見て問いかけた。
「……なにが?」
その瞳には、熱を孕んだ光と、ほんのわずかに揺らいだ気配が宿っていた。
声が震えないように、必死で抑えながらそういうと、奏多君の指先がわずかに強くなり、空気が張り詰めた。
迷いと欲望、その両方を宿した瞳が、深く私を見つめる。次の瞬間、彼の手が私の頬に触れた。
「いいのか?」
逃げられる最後の猶予のように尋ねられたその言葉に、私は静かに頷いた。
奏多君は本当に優しかったと思う。この年になって初めてということが、面倒にならないだろうか。そんな不安が押し寄せたときだった。
彼の手や指が触れるたびに、緊張から身体が強張る私に優しくキスを落とす。
「ごめん……」
思わず零れたその言葉に、私の首筋にそっと唇を落としていた奏多君の動きが止まる。
そして、私の顔を上げるようにそっと手を添え、目を見て問いかけた。
「……なにが?」
その瞳には、熱を孕んだ光と、ほんのわずかに揺らいだ気配が宿っていた。