転生モブ令嬢は、死ぬ予定でした 王太子から溺愛されるなんて、誰か嘘だと言って!
「うん。ユキリも、僕がユイガと仲良くなって嬉しい?」
「い、一応……」
「そっか。じゃあ、もっと仲良くならないと」
「頑張って。応援してる……」
彼の後ろ姿を見送ったユキリは、マイセルと言葉を交わし合う。
このまま2人が仲良くなり、自分を婚約者にしたいと殿下が言い出さなくなればいいのだが……。
そんなに都合よく物事がうまく行けば、苦労はしない。
「ねぇ、ユキリ」
「どうしたの?」
「君は僕と婚約者になるのが嫌みたいだから、無理強いはしないよ。でも……これだけは、覚えておいてほしいことがあるんだ。聞いてくれる?」
「あー……。内容によっては……」
「ありがとう」
マイセルは優しく口元を和らげると、真剣な眼差しとともにユキリへ告白した。
「僕はユキリが、好きだよ」
王太子から真っ直ぐな愛を向けられて、うろたえない女性がいるだろうか?
思わずときめいてしまった自分の感情が表に出ぬように胸を押さえつけながら、彼の主張に耳を傾け続ける。
「7年後、恋愛学園に入学したとしても――他の女性になんて、目移りしない。必ず、君の手を取る」
それは本来、ティナに向けて囁かれるべき言葉なのに――。
「い、一応……」
「そっか。じゃあ、もっと仲良くならないと」
「頑張って。応援してる……」
彼の後ろ姿を見送ったユキリは、マイセルと言葉を交わし合う。
このまま2人が仲良くなり、自分を婚約者にしたいと殿下が言い出さなくなればいいのだが……。
そんなに都合よく物事がうまく行けば、苦労はしない。
「ねぇ、ユキリ」
「どうしたの?」
「君は僕と婚約者になるのが嫌みたいだから、無理強いはしないよ。でも……これだけは、覚えておいてほしいことがあるんだ。聞いてくれる?」
「あー……。内容によっては……」
「ありがとう」
マイセルは優しく口元を和らげると、真剣な眼差しとともにユキリへ告白した。
「僕はユキリが、好きだよ」
王太子から真っ直ぐな愛を向けられて、うろたえない女性がいるだろうか?
思わずときめいてしまった自分の感情が表に出ぬように胸を押さえつけながら、彼の主張に耳を傾け続ける。
「7年後、恋愛学園に入学したとしても――他の女性になんて、目移りしない。必ず、君の手を取る」
それは本来、ティナに向けて囁かれるべき言葉なのに――。