響け!月夜のアジタート
「はい。作詞作曲が幼い頃からの趣味で」
そうリズが答えると、マーガレットは目を輝かせてリズの手を取る。
「じゃあさ、その歌を雑誌に載せようよ!みんなにリズの歌、聴いてほしい!」
興奮気味にマーガレットは自身が読んでいる雑誌を取り出す。魔法がかけられたその雑誌は、音楽を映像と共に楽しむことが可能だ。
「名前は舞台で使っていた時と一緒のAliceでいいと思う!」
マーガレットの提案にレオンハルトは「いいんじゃないかな」と自然と口にしていた。リズが驚いたようにレオンハルトを見る。
「君の歌は素晴らしかった。多くの人に届けるべきだと思うよ」
「私、顔はあまり出したくなくて……」
「それなら服装や髪型を変えればいいんじゃない?曲の雰囲気に合わせて!舞台で歌っていた曲の衣装、もう用意してあるよ!」
マーガレットはそう言ってどこからか衣装を二着取り出した。一着目は仮面に燕尾服のようなタキシードだ。リボンタイにはトランプをモチーフにしたアクセサリーがついている。二着目はマントのついたミニ丈のドレスだ。羽飾りのついたシルクハットにドレスの裾にはトランプの柄がプリントされている。
そうリズが答えると、マーガレットは目を輝かせてリズの手を取る。
「じゃあさ、その歌を雑誌に載せようよ!みんなにリズの歌、聴いてほしい!」
興奮気味にマーガレットは自身が読んでいる雑誌を取り出す。魔法がかけられたその雑誌は、音楽を映像と共に楽しむことが可能だ。
「名前は舞台で使っていた時と一緒のAliceでいいと思う!」
マーガレットの提案にレオンハルトは「いいんじゃないかな」と自然と口にしていた。リズが驚いたようにレオンハルトを見る。
「君の歌は素晴らしかった。多くの人に届けるべきだと思うよ」
「私、顔はあまり出したくなくて……」
「それなら服装や髪型を変えればいいんじゃない?曲の雰囲気に合わせて!舞台で歌っていた曲の衣装、もう用意してあるよ!」
マーガレットはそう言ってどこからか衣装を二着取り出した。一着目は仮面に燕尾服のようなタキシードだ。リボンタイにはトランプをモチーフにしたアクセサリーがついている。二着目はマントのついたミニ丈のドレスだ。羽飾りのついたシルクハットにドレスの裾にはトランプの柄がプリントされている。