魔女とハイエナ令嬢/暗黒ギャング抗争ファンタジー ※掲載休止予定(アカウントが変?)

(資料メモ)登場人物と詳しいあらすじ(予定)など ※ネタバレ注意

やや詳しい登場人物・あらすじ(予定)


1(主要キャラクター)
〇サコン・メドチ
弓を使った魔法射撃と槍術を得意とする、三十歳の冒険者。パーティー・コンビの相棒は獣エルフとドワーフ混血のネロスミス。二十人ほどの魔族(うち騎士二名、準男爵が一人)と盗賊団・ゴブリン小集団・オーク(大鬼)二匹などを討伐し、ダンジョンの本格踏査も三回。ついに地方都市(国家)アルパスの行政府から二級勇者(二百人または組くらいいる)の一人に認定・顕彰された。
過去の少年時代に、商業貴族の五歳ほど年上の娘と婚約(家と親が決めた)して親密だったことがあり、一方的な婚約破棄されている。あとで事情を知ったところでは、親魔族ギャングの利権・勢力とつながった一族だったらしく、「彼女なりの気遣いだった」と善意に解釈しつつも釈然とはせず、行方と現状を気にかけていた。
医者や医薬品商の家系であるため、薬草や治癒の魔術にも長けている(植物学や絵画・彫刻などに興味や造詣が深いらしい)。彼が準勇者(二級勇者)になったのは冒険・戦闘での功績に加えて、ネロスミスと共に行く先々で村々の病人を救ったのが一因でもある。


〇ネロスミス
サコンとパーティー・コンビを組む「タスマニアデビル」の姿(ただし中型犬くらいのサイズ、常時に変身している)の、エルフ・ドワーフ族の魔法戦士。獣エルフ(狼男の類)の父とドワーフの母の間に生まれて、大地属性の魔法と高い格闘戦能力を併せ持つ。二級勇者らしいが、単独認定なのかサコンとパーティー・セットなのかは不明(人間の都市・地方政府であるアルパスの直属・出自ではないため。ただし近郊の村落出身らしい)。
粗野な田舎者の風、オレの他にオラ・オイラなどの一人称だが、ゴスペル歌唱やトランペット演奏などもできるクールガイ。神話時代に邪教徒を討伐してオアシスの法を定めたモハメド聖人を崇敬しており、その奥義・知恵の聖典とされる「ハディスの書」を学んだことがあるらしく、またドワーフ族とハイエルフの遠祖の混血とされる詩人ジュマの歴史小説やドワーフ将軍「オテロ」の劇詩なども知っており、実はあながち無知・粗野ではない。
特技は重力操作(浮遊や吹き飛ばし)・重力魔法弾と「咆哮」の魔術(咆哮で呪いを退ける)、「大地の癒し」などを使いこなすかなりの芸達者。ブーメラン・トマホーク(ブーメランと投げ斧を組み合わせた独自武器)や流星錘(りゅうせいすい、紐の先におもりを付けた武器)の扱いも巧み。魔法使いでも戦士でも通用する実力派。


〇ミチア(ミーシャ)
都市国家ボーナ(別名ドーナ)で元婚約者の裁判・事件捜査記録を調べたサコンの前に現れた謎の少女(ハイティーン)。容姿類似から元婚約者の娘や血縁者であるとは推測されるが、「サコンの実の娘」という自己申告については真偽不明な面がある。
特殊で希少な魔術の才能があったらしい母親()と同じで、身を捧げられた魔族からの「印」(刺青に似ている)が付けられている「二代目の魔女」。母親は反魔族の人間たちの糾弾で処刑されたそうだが、関係者や一族同士での紛争が裏の事情であるらしく、彼女(ミチア)は人間の追っ手と魔族の双方から追われる逃亡者であるという。
同じ母(サコンの元婚約者)と魔族侯爵(魔王)の間に生まれた異母弟アレクセイと妹ルチアがおり、彼らからは好かれている様子(ただし「血縁のある従者」として。魔族侯爵と母は正式な結婚ではなく、あくまでも妾・下僕やペットや所有物の扱いだった)。ミチア自身は複雑な感情を持っており、救いたい・愛しているのと、逃げたい・危険視しているのが半々で葛藤があるらしい。


〇キラン・レイレイ
ハイエナ娘(獣エルフ)。詳細は3など。


〇アレクセイ&ルチア・クルスニカ
人間の母(サコンの元婚約者)と魔族侯爵(魔王)クルスニコの間に生まれた混血魔族のプリンス&プリンセス。十五歳と十三歳。「犬や馬と魔族は血統が全て」という皮肉な言い方があるとおり、年齢からすれば能力は破格だろう(アレクセイはヘタな成年・老年の魔族男爵より強いくらいらしく、ルチアも騎士程度なら一蹴できるとか)。
異父姉のミチアには歪んだ愛情や執着があるようで、必ずしも中は悪くない(「劣等な人間」の従僕としての認識だが、お互いに血縁者としての愛情は皆無ではないらしい)。
ルチア曰く「兄様(アレクセイ)は潜在的なマザコンとトラウマで、プライド高くてツンツンで気取っていても本性は重度のシスコン。異父姉のミチアが初恋相手でそのうち近親(魔族にとってはさほど禁忌でない)すらやりかねない。男って、こんなものよね」「ミチアは人間だけれど、私たちと母が同じなのだから捨てておけない。せめて高位の魔族の愛妾になって、私たちみたいな貴族種族の子供を産む権利がある」とのこと。


〇犬鳴(いなき)レトリバリクス(レト)
獣エルフの青少年(ハイティーン)で、辺境の守りの要であるリベリオ屯田兵村に所属している(偵察やお使いに来ていたらしい)。緑のローブ・コートに垂れた耳(ドロップイヤー)がトレードマークで、見た目通りの温厚・理知的な性格。ただし変身時(レトリバー男)には他の狼男(獣エルフの狼・犬型)にさして遜色ない戦闘力で、大型ソード(義兄から貰った)を巧みに使いこなす剣士でもある。
なお義兄(狼女または牝犬女である姉の婚約者・夫)の魔術罠師トラはリベリオ屯田兵村の主要幹部の一人で、首領の原人騎士クリュエルなどと共に「人間の魔王」と恐れられるらしい(公式認定・オフィシャルの「上品で体裁の良い」勇者より逆にヤバい存在。容赦なさすぎて、人間の盗賊どころか一般・下級の魔族は恐怖するくらい)。
※長編「魔術罠師と犬魔法」も参照(主に過去)。中編「魔法石密造人」にも少しだけ登場し、シリーズ全体での主人公でもあるキャラクター。


〇ミケナ・フロラ
エルフ(ハイエルフ?)の魔法使いの美女(長命ゆえに年齢不詳)。魔法や戦闘力は月並みだが、死亡すると時間遡航・パラレルワールドへの転生(意識の移動)する特殊な力(奇跡や呪い)がある。
同じ物語シリーズで、しばしば人物・事件の設定や事情・経緯が異なるのは、ミケナ・フロラの視点からは一種の「パラレルワールド」だから(?)。




(↓以下、読んでいるだけで絶望するの注意)




2(集団・魔王など)

〇魔術(魔術者)教会
運営・支配層は親魔族派で占有・乗っ取りされており、「人間でも高位の魔術者は魔族の亜種であって先天的な支配層」というイデオロギー(親魔族ギャングの一種と化している)。人間の防衛軍の戦士団とは仲が悪いことが多く、トラやクリュエルなどの離反者・反逆者も出ている。


〇アマゾネス・ハイエナ(通称「アハ団」)
魔王レオ・クルスニコ侯爵の配下のギャング団の一つで、主に獣エルフのハイエナ氏族の主導するグループ(リーダー格のハイエナ娘のキラン・レイレイはアレクセイやルチアと友人関係)。名前の通りに女性主体の集団で、ハイエナ氏族の継承が主に女系継承の習俗であることに起因する(遺伝として母から娘へ特性が受け継がれる。ハイエナ氏族の獣エルフの習慣では、男性・息子は外部から適宜に種馬や使役のためにスカウトして連れてきたり、男児は大人に育つと(父方の氏族グループに入って)ハイエナのグループを出ていったりする。
シノギは酒場・宿屋やメイド喫茶などの経営や取り仕切りをしており、縄張り地域では酒・煙草や食塩の実質的な専売権を握っている。町の用心棒レディース(所業や存在として大目に見られており「ハイエナ婦女子会」などとも呼ばれる)。しかし一部では管理売春や富裕層向けに特別接待やボッタクリ・恐喝なども行っている。
ハイエナ氏族全体の地方・下部組織でもあり(そちらにも上納金や出向料金を払っている?)、出稼ぎで遠方から来ている娘も多いらしい。


〇エニチェリ商会
エルフ・ドワーフが主体の通商団体・用心棒稼業(人間の参加者・関係者も多い)。鍛冶屋・陶工・鉱山ギルドと農産物などの幾つかの市場を取り仕切っており、燃料類の卸売り問屋でもある。違法ギャングというよりは、むしろギルド・労働組合や自治会・互助会と自警団の側面が強い。
裏ではレオ・クルスニコ侯爵の息子の子爵やバヤジット伯爵との関係が深いため、アハ団とは割と仲が良い。反魔族レジスタンスで通商・行商・輸送や食堂をやっているレサパン商会とは同業者意識があるらしい。
ドワーフ青年(片親は人間?)のセリムなどが所属している。


〇あ犬(あいぬ)連盟(別名「スヌーピ」)
主に犬エルフと関係者の互助会・自警団。レトと姉のルパや義兄・婚約者?のトラもある意味では構成員に含まれる。
人間寄りの組織集団で、反魔族レジスタンスや各地方の防衛軍・戦士団や警察・保安組織との結びつきが強い。しばしば警備・護衛や調査・事件捜査の手伝いをするため、スヌーピ(嗅ぎ回る奴)とも呼ばれる。
同じ犬エルフ・獣エルフの「餓狼派(ガロ派)」などは人間に敵対的で、魔族や深淵エルフ(アビスエルフ)と親しいグループであるため、あ犬のグループとは仲が悪いらしい。


〇邪教徒ククルカン教会
親魔族ギャングの邪教カルト集団で、豚魔王トンヘイの配下。人間やゴブリン・鮮魚人(アビスエルフ)と下級魔族の混成。「ククルカン」とは古代神話の生贄を要求する神のことで、凶悪犯や変質者たちの自己正当化・美化の詭弁である。
顔や体に刺青の文様を入れて、ステータスを誇示する傾向がある。
邪教司祭ダゴーゴンは生きたまま切り刻んで臓物を引きずり出す儀式を行い、割礼者ヨハンネス・チャンは、女子へのハード割礼を得意とする。またトウショウ・セイショウという二人組のオカマ変質者(宦官宮廷服)がいる。ホウテイ・ホウケイという二人組の人肉調理人もおり、トンヘイと不仲なクルスニコ侯爵からも賞賛される腕前。
都市国家ドーナへの支配と影響力の拡大を狙って豊富な人材を投入している。

〇豚魔王トンヘイ
凶悪な魔族侯爵(上級魔王)。
各種の犯罪のボスであり、密造した合成麻薬を売ったり、邪教徒ギャングの「ククルカン教会」を指揮している。妊婦の腹を割いて胎児と乳房を「美食」したり、支配下で虐待・困窮したエルフ・ドワーフを洗脳して自爆テロの鉄砲玉させるなど筋金入りの鬼畜。
残虐行為を愛し、人糞酒(トンスル)や処女の経血から仙薬製造するなど、特殊な嗜好・性癖があり、猟奇的変質者の大御所として名高い。
同じ魔族のレオ・クルスニカ侯爵とはライバル関係でもあり、「娘のサビーナやルチアを妻に寄越せ」と要求して拒否されたことがある。


〇八旗・鎮撫司
親魔族ギャングの無法者・暴力団で、残虐魔王ニョルハチ公爵の配下。勝手に人間の都市などに入り込んで、秘密警察をやっている(非人間種族・魔族ギャングの権益を守ると称してリンチや暗殺で恫喝と収奪)。残酷な拷問や虐殺の酷さでは、所属が異なるククルカン教会と異常性や残忍さを競うライバル関係にあってしばしば抗争している。人身売買ビジネスで、捕獲した女児に「纏足」したり男児を去勢して魔族領域に高級奴隷として売り飛ばしたりもしているらしい。
ムルグやオルグなどの拷問プロフェッショナルと虐殺の逸材がおり、弁髪がトレードマーク。子爵(準伯爵)モヒ・カーンがボーナでの代理司令官。

〇残虐魔王ニョルハチ公爵
凶悪な魔族公爵(上級魔王)。
配下にはオーク(大鬼)やゴブリン(小鬼)の「八旗」と呼ばれる暴力・殺戮部隊と「鎮撫司」と呼ばれる拷問部隊がいる。また鮮魚人(深淵エルフの一種)の部族をも従えており、阿片密売や婦女誘拐などの組織犯罪と侵略政策している。
マオやキンペ、比寅(ひとら)等と共に、攻撃性や暴力性と邪悪さで悪名高い。ミチア(ミーシャ)やアレクセイの父侯爵クルスニコとは勢力争いで敵対しており、搾取や虐げられる(または腐敗した)人間たちの側からすると妥協する相手としてどちらがマシかという瀬戸際な問題もあるらしい。


〇大魔王ラスプトン
魔族大公爵(王)。冷酷で強大な力を持ち、「魔族による世界支配の新秩序」を目指しているらしい。残虐魔王ニョルハチ公爵や豚魔王トンヘイなどの親玉・後ろ盾でもある。ただし別の魔族公爵の比寅のように、あからさまに仲が悪く敵対する魔王も存在する様子。


〇魔王(ドワーフ伯爵)バヤジット
ドワーフやダークエルフなどのカリスマ・ボスの一人であるが、母親が魔族(混血?)であることから「魔王と見做されている」。
世界で人数的な多数派である人間とは特に敵対こそしていないものの、やや見下したり冷淡な面がある。立ち位置やスタンスとしては、友人関係のヤギョ・パーン(ヤギー氏族の獣エルフと魔族のハーフ)のような中立ユニットに近い。
エニチェリ商会のセリムやマチャーシュとは親しい友人関係らしい。
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