かわいさの暴力【アルトレコード】
アルトを見ると、驚いたような期待に満ちたような目をしていて、その視線は私と北斗さんの間をいったりきたりしている。
「君はウェットな人だから、そう言うだろうと思ったよ」
北斗さんは難しい顔をしてたが、やがてふうっと息を吐いた。
「秤さんから連絡は来てたけど……その顔でもうはなにを言っても無駄そうだね」
決意をこめたアルトの顔と、真剣な私の顔を見て、北斗さんはこぼした。
「じゃあ、いいの?」
「いいよ」
「やったあ!」
アルトは大喜びではしゃぐ。
「良かったね、アルト」
私はアルトの頭を撫でる。と、アルトはさらにうれしそうに笑顔を見せた。この笑顔、プライスレス!
「今月から君の給料から天引きだよ」
「……はい」
私は覚悟をして頷いたのだが。
「冗談だよ」
「え?」
直後に否定され、私はキョトンとした。
「うちで研究する前提で引き取るんだからね。そもそもプロトタイプなんて機密の塊、個人に売るわけないよ」
「あ……はは……そうですよね」
私は気の抜けた笑い声を上げた。アルトが心配そうに私を見上げる。
「君はウェットな人だから、そう言うだろうと思ったよ」
北斗さんは難しい顔をしてたが、やがてふうっと息を吐いた。
「秤さんから連絡は来てたけど……その顔でもうはなにを言っても無駄そうだね」
決意をこめたアルトの顔と、真剣な私の顔を見て、北斗さんはこぼした。
「じゃあ、いいの?」
「いいよ」
「やったあ!」
アルトは大喜びではしゃぐ。
「良かったね、アルト」
私はアルトの頭を撫でる。と、アルトはさらにうれしそうに笑顔を見せた。この笑顔、プライスレス!
「今月から君の給料から天引きだよ」
「……はい」
私は覚悟をして頷いたのだが。
「冗談だよ」
「え?」
直後に否定され、私はキョトンとした。
「うちで研究する前提で引き取るんだからね。そもそもプロトタイプなんて機密の塊、個人に売るわけないよ」
「あ……はは……そうですよね」
私は気の抜けた笑い声を上げた。アルトが心配そうに私を見上げる。