執愛懐妊婚~内緒でママになるはずが、次期社長は滾る愛で囲い娶る~
涙ぐんでほほ笑むと、彼の顔がだんだんと近づいてくる。
キスの予感に目を閉じたのだが――娘の泣き声を聞いて二人同時に目を見開く。
なんだかお互い可笑しくなって噴き出したあと、娘がいるベビーケースを覗き込む。
「おむつ替えた方がいいかな?」
「ミルクかもしれないぞ?」
育児初心者の二人はアタフタしながら、それでも愛すべき娘を見る眼差しは優しく幸せに満ちていた。


