新米研究所員 星宮かおるの日記【アルトレコード】
×月30日
また寝落ちしちゃった。変な入力されてるけどいかにも寝落ちって感じがするから残しておこうかな。
えっと、続き。
アルトがドラゴンの口の中に入っちゃったあと。
どれだけ呼んでも返事がなくなって、私はすごく心配した。
ドラゴンはすごく暴れて、私なんか眼中にないって感じで暴れて暴れて。
そのうち、どしゃっと倒れて動かなくなった。
唸り声もエラー音もなにもない。
まるでスイッチが切れたかのようだった。
「アルト?」
声をかけるが、なにも応答がない。
私はそっとドラゴンに近寄った。なにも反応がない。
「アルト、アルト!」
声をかけながら口をつかみ、そのままがっと口を開けるが、喉の奥は見えない。
まさか、飲み込まれた? リアルさを追及した義体だけど、消化液なんて出てないよね? アルトは無事だよね?
「アルト!」
私が声を上げたとき。
「君、大丈夫?」
いつの間に来たのか、北斗さんの声がして、私は顔を上げた。きっとこのときの私、泣きそうになっていたと思う。
「北斗さん、大変なんです。アルトが、この中に……!」
「大丈夫だよ。もうこちらに来てるからね」
そう言って北斗さんはアルトの外出用端末を私に見せてくれた。
その中にはいつも通りのアルトの姿がある。
「アルト! よかった……!」
私はへなへなと崩れ落ちた。
ああ、思い出すだけで疲れた。続きはまた明日。
また寝落ちしちゃった。変な入力されてるけどいかにも寝落ちって感じがするから残しておこうかな。
えっと、続き。
アルトがドラゴンの口の中に入っちゃったあと。
どれだけ呼んでも返事がなくなって、私はすごく心配した。
ドラゴンはすごく暴れて、私なんか眼中にないって感じで暴れて暴れて。
そのうち、どしゃっと倒れて動かなくなった。
唸り声もエラー音もなにもない。
まるでスイッチが切れたかのようだった。
「アルト?」
声をかけるが、なにも応答がない。
私はそっとドラゴンに近寄った。なにも反応がない。
「アルト、アルト!」
声をかけながら口をつかみ、そのままがっと口を開けるが、喉の奥は見えない。
まさか、飲み込まれた? リアルさを追及した義体だけど、消化液なんて出てないよね? アルトは無事だよね?
「アルト!」
私が声を上げたとき。
「君、大丈夫?」
いつの間に来たのか、北斗さんの声がして、私は顔を上げた。きっとこのときの私、泣きそうになっていたと思う。
「北斗さん、大変なんです。アルトが、この中に……!」
「大丈夫だよ。もうこちらに来てるからね」
そう言って北斗さんはアルトの外出用端末を私に見せてくれた。
その中にはいつも通りのアルトの姿がある。
「アルト! よかった……!」
私はへなへなと崩れ落ちた。
ああ、思い出すだけで疲れた。続きはまた明日。