何もかも失ったわたしに待ち受けていたのはイケメン達との極甘な同居生活でした
「ほ、ほんとうに、その、下着売り場まで…一緒に、」
「ついていくけど?」
前方を見たままシレッと言う翠さまに青ざめるわたし。
「むっ、無理ですっ!!」
「なんで」
「な、なんでって、そんな、恋人でも、婚約者でもない殿方に、そのっ、下着のサイズを知られるなんてっ!」
「はい着きました」
「えっ!!!」
バッと勢いよく顔を上げれば、いかにも高級そうなランジェリーショップが…。
「……」
車から降りて、声を失っているわたしの腰に手を回したかと思うと翠さまはそのまま店内へとわたしを引き寄せた。
「いらっしゃいませ」
優雅な佇まいの上品なマダムが迎えてくれたが、翠さまの姿を捉えるなり、その太いアイライナーで囲った瞳をこれでもかと見開いた。
「…翠、」
え、知り合いなのかな。
「バーチャン、俺車コインパーキングに停めてくるから、その間この子の正確なサイズ測っててくれる?下着は俺が選ぶからさ。じゃ、すず、すぐ戻るから」
「えっ!翠さま…っ、」