絆の光は未来へ
その夜、二人は互いを求め合った。光希の過去の傷を癒すように、あゆかは彼を包み込んだ。光希もまた、あゆかの愛に応えるように、彼女を抱いた。

体が重なり合う中で、部屋には二人だけの世界が生まれていた。あゆかの愛が、過去を消毒をして屈辱を洗い流していく。

彼女の温もりが、凍りついた心を溶かしていく。

「あゆか…」

光希の声は、もう震えていなかった。彼の心は、あゆかの愛によって癒されていた。

翌朝、静かな部屋に朝の光が差し込んだ。ベッドには二人が寄り添って眠っている。光希が先に目覚め、隣で眠るあゆかの寝顔を見つめた。

過去は変えられない。でも、未来は変えられる。あゆかと共にいる限り、どんな過去も乗り越えられる。

光希は、あゆかの額にそっとキスをした。新しい一日が始まろうとしていた。

2人のマンションに、希望という名の光が差し込んでいる。
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