お誕生日は結婚式のおままごと?!
バシッ!
みわちゃんは思わずかっちくんの右頬を叩きました。
「イタ!大人しくおれからのキスを受け入れて!」
「イヤ!ひとしくんともまだキスしたことないのに、絶対嫌!」
「おれとキスしたら婚約なんてしてられへんなぁ。ふふふ。。。」
みわちゃんは両手を押さえられ、ベンチに寝転がされました。
「何するんよ!離して!」
みわちゃんは必死でかっちくんの股間を蹴り上げました。
ガンッ
「イッター!こうなったら男の力で必ずチューしてみせる!」
かっちくんはギターをベンチに放り投げて、みわちゃんをベンチから降ろし、クローバーでフサフサの地面に寝かせて覆い被さり、みわちゃんの両手を押さえつけました。
「やだ!ひとしくんとしかキスしたくない!どいて!」
「ふふふ。みわちゃんはおれの女になるんや!」
首を動かして、またもやキスをしようと迫ってきて、みわちゃんはそれを必死でよけます。
「嫌がる女の子にキスするって興奮するなぁ。」
「何よそれ?ヘンタイ!手、離してよ!」
「いいよ?ほら、片手でみわちゃんの両手押さえつけちゃった。」
かっちくんはにんまりと笑いました。
そして、みわちゃんの白いワンピースをめくりあげたのです!
「キャッ!」
「ピンクの水玉かぁ。。。ひとしくんは見たことないやろうねぇ。スカートめくり、4年生じゃまだ早いもんね。」
「!!私らはゆっくり愛を育んでいくんや!」
「愛ねぇ。。。おれの愛は?」
「こんなん無理やりやんか!愛ってこんなんちゃうやろ!」
「じゃあピンクの水玉にキスするかぁ。。。ふへへ。。。」
「や、やめて。。。誰かー!ひとしくーん!」
そのときです。
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