青春の軌跡!
「それじゃあ、発案者の先生のオッケーも出たことだし、早速進めましょう。記事を書くために話を聞く必要があるわよね。候補者に連絡は?」
「えっと……まだ、です。その……田仲くんは、どうせ部室に来ればいるだろうなって思っていたので、その時に話すつもりで」
だが、来てみたらこんな時に限って田仲は部室に来ていなかった。
まあ部員ではないので、いなくても不思議はないというか、いないほうが自然ではあるのだが。
用がない時ばかり入り浸って、いざ用があると来なくなるというのは、ひねくれた田仲らしい。
「あたしは、一応今日のお昼休みに結城を捕まえて話はしたんですけど、“笹崎先輩が最優先だから、笹崎先輩に予定の確認をしてからでないと返事は出来ない”って、あのオタク」
さらりと付け足された最後の“あのオタク”は、全員聞かなかったことにしたようで誰も突っ込まなかった。
「なるほど、つまりどちらも約束は取り付けられていないと」
自分の読みが甘かった石田が「すみません……」と肩を落とすと、外崎も「あたしが力不足なばかりに……」としゅんとする。
「えっと……まだ、です。その……田仲くんは、どうせ部室に来ればいるだろうなって思っていたので、その時に話すつもりで」
だが、来てみたらこんな時に限って田仲は部室に来ていなかった。
まあ部員ではないので、いなくても不思議はないというか、いないほうが自然ではあるのだが。
用がない時ばかり入り浸って、いざ用があると来なくなるというのは、ひねくれた田仲らしい。
「あたしは、一応今日のお昼休みに結城を捕まえて話はしたんですけど、“笹崎先輩が最優先だから、笹崎先輩に予定の確認をしてからでないと返事は出来ない”って、あのオタク」
さらりと付け足された最後の“あのオタク”は、全員聞かなかったことにしたようで誰も突っ込まなかった。
「なるほど、つまりどちらも約束は取り付けられていないと」
自分の読みが甘かった石田が「すみません……」と肩を落とすと、外崎も「あたしが力不足なばかりに……」としゅんとする。