青春の軌跡!
嬉しそうな逢坂とは反対に、ドッチボールか……と石田の中に不安が芽生える。
自分で言っておいてなんだが、サッカーや野球ならばまだしも、相手にボールをぶつける競技であるドッチボールだと、逢坂の積年の恨みがこもったボールが伏見に怪我をさせないとは限らない。
ふっふっふ……と不気味な笑い声を漏らす逢坂には、スポーツマンシップの何たるかを説いても効果はなさそうだ。
「部長!あたし応援してますね。伏見先輩を完膚なきまでに叩きのめしちゃってください!」
「……外崎さん、変に煽らないで」
「任せない!愛梨や石田の仇は部長の私が取って見せるから」
「……部長、僕達別に仇を取ってもらうようなことは何も」
「みてなさい、伏見……新聞部をこき使った恨み、ここで晴らしてやるわ!!」
声高に宣言して高笑いする逢坂の姿は完全に悪役なのだが、外崎はそれを「素敵です部長……」とうっとり見つめている。
そんないつもの光景に、石田は密かに頭を抱えた。
そして、授業とはいえ伏見が必要以上の大怪我を負わないことを願った。
自分で言っておいてなんだが、サッカーや野球ならばまだしも、相手にボールをぶつける競技であるドッチボールだと、逢坂の積年の恨みがこもったボールが伏見に怪我をさせないとは限らない。
ふっふっふ……と不気味な笑い声を漏らす逢坂には、スポーツマンシップの何たるかを説いても効果はなさそうだ。
「部長!あたし応援してますね。伏見先輩を完膚なきまでに叩きのめしちゃってください!」
「……外崎さん、変に煽らないで」
「任せない!愛梨や石田の仇は部長の私が取って見せるから」
「……部長、僕達別に仇を取ってもらうようなことは何も」
「みてなさい、伏見……新聞部をこき使った恨み、ここで晴らしてやるわ!!」
声高に宣言して高笑いする逢坂の姿は完全に悪役なのだが、外崎はそれを「素敵です部長……」とうっとり見つめている。
そんないつもの光景に、石田は密かに頭を抱えた。
そして、授業とはいえ伏見が必要以上の大怪我を負わないことを願った。