誰にでも優しいくせに、私だけに本気なんてズルい– 遊び人エリートのくせに、溺愛が止まらない –
「何度も――何度でも、君の中で果てたい。」

彼の言葉は、まるで深い海の底に引き込まれるように、私の心を揺らす。

「ほんとに……子供、できちゃうかも……」

小さく告げると、隼人さんは微笑んだ。

「それでも、いいよ。」

それは、優しさと覚悟を孕んだ声だった。

触れられる唇に、息が詰まりそうになる。

甘く、深く、何度も交わされる口づけに酔っていく。

「感じて、紗英。俺を、全部。」

「感じてる……もう、十分に。」

「もっとだよ。もっと俺を知って。」

彼は、そっと私の肩に手を伸ばす。

重ねられていく時間の中で、服の重なりが一枚ずつ消えていく。

「紗英……君はなんて、綺麗なんだろう。」

耳元に囁かれるその言葉は、これまで誰にも言われたことのないものだった。
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