私の中にあるモノ
ガラスケースに入った、『竜の心臓』を胸に抱き。

私は、竜人研究所の周囲を取り巻く、深い湖に身を投げた。

怖くなんてなかった。寂しくなんてなかった。

私はただ、眠りに就くだけ。

いつか、私達の望んだ日が訪れるまで。

その時まで…長い眠りに就くのだ。






…深い、深い湖の底で。





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