氷の皇帝と、愛に凍えていた姫君 ~政略結婚なのに、なぜか毎晩溺愛されています~
「あれ……?」
私は、真顔で聞き返してしまった。
ルシウス陛下は一瞬、驚いたような顔をした後――
「……マジか、おまえ……」
と、わずかに笑いを堪えるように目を細めた。
その表情は、いつもの冷たい皇帝とはまるで違っていて――
私はますます、どうしていいか分からなくなっていた。
「初めてか?」
ルシウス陛下が、低い声で尋ねてくる。
私はうつむきながら、小さく頷いた。
「……初夜を迎えるのは、初めてです。」
「……いや、そりゃそうだろうが……」
陛下は軽く額に手をやって、ため息をついた。
何か困っているような、でもどこか微笑ましそうな表情だった。
「何か……聞いてないのか」
「……何かって、何ですか?」
私が戸惑っていると、次の瞬間――
ふわり、と肩にかけていた寝着が引き剥がされた。
「きゃっ……!」
一気に素肌が露わになり、私は思わず両腕で胸元を隠した。
私は、真顔で聞き返してしまった。
ルシウス陛下は一瞬、驚いたような顔をした後――
「……マジか、おまえ……」
と、わずかに笑いを堪えるように目を細めた。
その表情は、いつもの冷たい皇帝とはまるで違っていて――
私はますます、どうしていいか分からなくなっていた。
「初めてか?」
ルシウス陛下が、低い声で尋ねてくる。
私はうつむきながら、小さく頷いた。
「……初夜を迎えるのは、初めてです。」
「……いや、そりゃそうだろうが……」
陛下は軽く額に手をやって、ため息をついた。
何か困っているような、でもどこか微笑ましそうな表情だった。
「何か……聞いてないのか」
「……何かって、何ですか?」
私が戸惑っていると、次の瞬間――
ふわり、と肩にかけていた寝着が引き剥がされた。
「きゃっ……!」
一気に素肌が露わになり、私は思わず両腕で胸元を隠した。