とある幼なじみカップルのラブラブな日常
かと言って、疲れて寝ているのを起こすのも気が引ける。
(歩いて、10分くらいのスーパーなのになぁ…
…………でも、お砂糖ないと出来ないし、今更違うおかずは面倒だし……)
「………」
愛結は考えるに考えて、急いで買ってくることにした。
片道10分程。
急げは、20分から30分以内に帰ってこれる。
メモ用紙に“お砂糖が切れたので買ってきます。すぐ帰るから”と残して、家を出た。
愛結が出てから、約15分後。
「ん…
あ、ヤバい…寝てた……」
大彌が目を覚ました。
一度、大きく伸びをして隣にいるはずの愛結を探す。
「あれ?愛結?」
そして、テーブルの上のメモ用紙に気付いた。
「…………は?」
バッと立ち上がった大彌は、家を駆け出した。
急いでマンションを出ると、ちょうど愛結が小走りで戻って来た。
そして大彌の姿を認めて、一度ピタッと立ち止まった。
表情が強張り、怯えたようになる。
「………」
その表情を見て、大彌は大きく深呼吸をした。
そして、困ったように微笑んだ。
(きっと怒られるのをわかってる顔だ。
元々は、僕が寝ちゃったのが悪いんだし…
…………それよりも僕は、愛結があんな怯えるくらいにいつも怒ってるんだ…)
なんだか自己嫌悪に陥り、大彌はゆっくり愛結に近づいた。
《ごめんね!
大彌、寝てたから――――》
必死に伝えようとする愛結の手を掴み、安心させるように微笑んだ。
そして《大丈夫。わかってるから》と伝えると、愛結もホッと肩を撫で下ろし微笑んだ。
基本的にはこんな風に、二人はわかり合える。
しかし二人も人間だ。
時にはその日の体調や気分で、虫の居所が悪い日もある。
ある日の平日。
生理前ということもあって、愛結はホルモンバランスが悪く、体調が優れなかった。
それでも相変わらず優しい大彌に包まれ、なんとか気分を落ち着けて過ごしていた。
《今日水が届くんだけど、届いたら玄関に置いてもらってて。
いつも言ってるけど、絶対に抱えて中に入れなくていいからね!》
大彌と愛結は、ウォーターサーバーをレンタルしている。
なので、毎月水の入ったボトルが届くのだ。
《わかってるけど、ここに水が並ぶと狭くなるの。
だから、キッチンまで持ってくくらい大丈夫だよ。
一つ一つゆっくり持っていけば…》
《ダメ!!
一つ何kgあると思ってるの!?
12kgだよ!
愛結の半分もあるんだよ!》
《さすがにそこまで体重軽くないし、そのくらい片手でいける!!》
ムッとして手を動かす愛結に、顔を近づける大彌。
「……っ…」
(歩いて、10分くらいのスーパーなのになぁ…
…………でも、お砂糖ないと出来ないし、今更違うおかずは面倒だし……)
「………」
愛結は考えるに考えて、急いで買ってくることにした。
片道10分程。
急げは、20分から30分以内に帰ってこれる。
メモ用紙に“お砂糖が切れたので買ってきます。すぐ帰るから”と残して、家を出た。
愛結が出てから、約15分後。
「ん…
あ、ヤバい…寝てた……」
大彌が目を覚ました。
一度、大きく伸びをして隣にいるはずの愛結を探す。
「あれ?愛結?」
そして、テーブルの上のメモ用紙に気付いた。
「…………は?」
バッと立ち上がった大彌は、家を駆け出した。
急いでマンションを出ると、ちょうど愛結が小走りで戻って来た。
そして大彌の姿を認めて、一度ピタッと立ち止まった。
表情が強張り、怯えたようになる。
「………」
その表情を見て、大彌は大きく深呼吸をした。
そして、困ったように微笑んだ。
(きっと怒られるのをわかってる顔だ。
元々は、僕が寝ちゃったのが悪いんだし…
…………それよりも僕は、愛結があんな怯えるくらいにいつも怒ってるんだ…)
なんだか自己嫌悪に陥り、大彌はゆっくり愛結に近づいた。
《ごめんね!
大彌、寝てたから――――》
必死に伝えようとする愛結の手を掴み、安心させるように微笑んだ。
そして《大丈夫。わかってるから》と伝えると、愛結もホッと肩を撫で下ろし微笑んだ。
基本的にはこんな風に、二人はわかり合える。
しかし二人も人間だ。
時にはその日の体調や気分で、虫の居所が悪い日もある。
ある日の平日。
生理前ということもあって、愛結はホルモンバランスが悪く、体調が優れなかった。
それでも相変わらず優しい大彌に包まれ、なんとか気分を落ち着けて過ごしていた。
《今日水が届くんだけど、届いたら玄関に置いてもらってて。
いつも言ってるけど、絶対に抱えて中に入れなくていいからね!》
大彌と愛結は、ウォーターサーバーをレンタルしている。
なので、毎月水の入ったボトルが届くのだ。
《わかってるけど、ここに水が並ぶと狭くなるの。
だから、キッチンまで持ってくくらい大丈夫だよ。
一つ一つゆっくり持っていけば…》
《ダメ!!
一つ何kgあると思ってるの!?
12kgだよ!
愛結の半分もあるんだよ!》
《さすがにそこまで体重軽くないし、そのくらい片手でいける!!》
ムッとして手を動かす愛結に、顔を近づける大彌。
「……っ…」