とある幼なじみカップルのラブラブな日常
仕事に行く準備をして、キッチンで片付けをしている愛結の頬にキスを落とす。
愛結が向き直ると《行ってくるね》と伝えた。
愛結が頷き、弁当の入ったランチバッグを渡してくる。
大彌は微笑んで、受け取った。
一緒に玄関まで行き、ドア前で大彌が愛結に向き直る。
《何かあったら、すぐ連絡して?》
愛結が頷く。
《外出する時も、連絡して?》
再度頷く。
《行ってくるね》
もう一度頷いて、小さく手を振った。
大彌が自分と愛結の口唇をトントンと指で叩く。
ゆっくり目を瞑る愛結にキスを落とし、頭をポンポンと撫で出ていった。
(相変わらず、過保護だな(笑))
愛結は、そんなことを考えながらリビングに戻った。
そして、大きなカゴを持ってくる。
リビングの端に、小ぶりのデスクとチェアがある。
立派なミシンがあり、椅子に座って作りかけのポーチを取り出し作り始めた。
愛結は友人の姉・セツが経営するハンドメイド店で、小遣い程度だが働いている。
基本は家に持ち帰り自宅で商品を作っていて、大彌の許可を得るためにセツコにお願いしたのだ。
しばらく没頭して、スマホを確認するとランチの時間になっていた。
大彌と友人・友香からメッセージが入っていた。
慌てて確認する。
【アユ、お疲れ〜
いつでも良いから、連絡ちょうだい!】
友香は、中学の時からの親友。
この仕事を紹介してくれたのも友香で、友香はセツコの妹だ。
そして大彌からは、立て続けにメッセージが送られてきていた。
10:54【お疲れ!
仕事、捗ってる?】
10:54【あんまり、根詰めすぎないでね!】
11:32【あゆー、返事ちょうだい!】
11:34【まさか、倒れてないよな?
文字が打てないなら、電話でも良いからなんか返事して?】
11:46【今から、帰るから!】
え……!!!!?
(ヤバい!!!)
“今から帰る”のメッセージは、10分程前。
愛結は慌てて、大彌にメッセージを入れた。
【大彌、ごめんね!
作業に集中してて、気づかなかった!
全然元気です!!】
するとすぐに既読になり、返信が来た。
【びっくりしたよ!
いつもなら、遅くなっても30分以内には必ず返信してくれるのに。
本当に、元気なんだよね?
今朝と体調変わらないんだよね?
嘘はダメだよ?】
【うん!
今からランチするし、ゆっくり休憩するから!】
ここで漸く大彌は納得したようで【わかった】と返信が来て、愛結はホッと肩を撫で下ろした。
愛結が向き直ると《行ってくるね》と伝えた。
愛結が頷き、弁当の入ったランチバッグを渡してくる。
大彌は微笑んで、受け取った。
一緒に玄関まで行き、ドア前で大彌が愛結に向き直る。
《何かあったら、すぐ連絡して?》
愛結が頷く。
《外出する時も、連絡して?》
再度頷く。
《行ってくるね》
もう一度頷いて、小さく手を振った。
大彌が自分と愛結の口唇をトントンと指で叩く。
ゆっくり目を瞑る愛結にキスを落とし、頭をポンポンと撫で出ていった。
(相変わらず、過保護だな(笑))
愛結は、そんなことを考えながらリビングに戻った。
そして、大きなカゴを持ってくる。
リビングの端に、小ぶりのデスクとチェアがある。
立派なミシンがあり、椅子に座って作りかけのポーチを取り出し作り始めた。
愛結は友人の姉・セツが経営するハンドメイド店で、小遣い程度だが働いている。
基本は家に持ち帰り自宅で商品を作っていて、大彌の許可を得るためにセツコにお願いしたのだ。
しばらく没頭して、スマホを確認するとランチの時間になっていた。
大彌と友人・友香からメッセージが入っていた。
慌てて確認する。
【アユ、お疲れ〜
いつでも良いから、連絡ちょうだい!】
友香は、中学の時からの親友。
この仕事を紹介してくれたのも友香で、友香はセツコの妹だ。
そして大彌からは、立て続けにメッセージが送られてきていた。
10:54【お疲れ!
仕事、捗ってる?】
10:54【あんまり、根詰めすぎないでね!】
11:32【あゆー、返事ちょうだい!】
11:34【まさか、倒れてないよな?
文字が打てないなら、電話でも良いからなんか返事して?】
11:46【今から、帰るから!】
え……!!!!?
(ヤバい!!!)
“今から帰る”のメッセージは、10分程前。
愛結は慌てて、大彌にメッセージを入れた。
【大彌、ごめんね!
作業に集中してて、気づかなかった!
全然元気です!!】
するとすぐに既読になり、返信が来た。
【びっくりしたよ!
いつもなら、遅くなっても30分以内には必ず返信してくれるのに。
本当に、元気なんだよね?
今朝と体調変わらないんだよね?
嘘はダメだよ?】
【うん!
今からランチするし、ゆっくり休憩するから!】
ここで漸く大彌は納得したようで【わかった】と返信が来て、愛結はホッと肩を撫で下ろした。