とある幼なじみカップルのラブラブな日常
自宅マンションに帰り、ベランダで煙草を吸う横でアイスを食べる愛結。

煙草を吸いながら、横にいる愛結を見つめた。

愛結も視線に気づき、僕を見上げて微笑む。
《一口いる?》

僕は微笑み返しながら、首を横に振った。

また食べ始める愛結。

可愛いなぁ……!
どんなにワガママでも、愛結は可愛い。

そしてスマホのゲームを始めると、愛結が肩を叩き《相手して》といってきた。

《一緒にゲームする?》

《難しい》
首を横に振る、愛結。

《簡単なのあるよ》

「………」

《何?》

愛結が頬を膨らませている。
そして、ブルブル首を横に振った。
《そうじゃなくて!》

《うん、何?》
本当にわからない。
何が言いたいのだろう。

《わからないの?》

《わからない》

「………」

すると、今度は怒ってしまい《もういい!》といって、部屋に入ってしまった。

「なんなんだ…」

煙草を灰皿に潰し、僕も部屋に戻った。
愛結は、ソファで熊のぬいぐるみを抱いて座っていた。

余談だけど……ソファには二つのぬいぐるみが常に置いてあって、Dのイニシャルの青い服を着たぬいぐるみと、Aのイニシャルのピンクの服を着たぬいぐるみがある。

愛結が今抱いているのは、青い服を着たぬいぐるみだ。

僕はピンクの服を着たぬいぐるみを取って、愛結の隣に座った。
そして、ぬいぐるみの手で愛結の頭をゆっくり撫でた。

一瞬愛結が微笑んで、すぐに顔をそらした。
僕は構わず、ぬいぐるみの手で愛結の頭や頬を撫で続けた。

すると堪えきれなくなったのか、愛結が笑いながらこちらを向いた。

《それ、狡いよ!》

《お願い、教えて?
何の相手?》

すると愛結は、恥ずかしそうに笑って《ラブラブしたかっただけ》と手話をして、ぬいぐるみで自分の顔を隠した。

「……//////」

可愛すぎ…!//////
可愛すぎるんだけど!

愛結の持っているぬいぐるみを取り、二つのぬいぐるみを下に置いた。

そのまま愛結を押し倒した。
そして愛結の口唇を奪うようにキスをした。

完全に煽られた僕は、その日愛結を堪能するように何度も抱いた。


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